日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

住みたくなる土地って

2014-09-25 11:24:44 | 日々
先日、「山形を訪れて、ひとめでここに住みたい!って思って。念願叶って山形に移ってきたんです。」
・・・と、他県から数年前に移り住んできた女性に出会った。
はじめは、自然あふれる、かなり山形市内からは距離のある土地に住んでいたとのこと。
田舎暮らしも、実際に住んでみると必ずしも想像する予想図とは違うものになったりします。
でも、ワタシはこの歳になって(!)山形はほんとに自然が豊かで美しいし、食べ物は最高においしい(日本酒や、蕎麦!お米)って・・やっとこの土地のよさがわかるようになりました(笑)だから、彼女にも、(今後接点ができるのかわかりませんが)いつまでも、山形を好きでいてもらえたらいいな、って思います。
(高校までは、どうしても好きになれなかったーというか、やりたいことのいろいろ、ってほとんど地元では叶わなかったことばかりだったから。一度地元から外に出てみるって、たくさんの人がおっしゃるように、大事なことですね。)

って、山形もいいとこなんですが(笑)、最近気になる土地が他にもあるのです。それは、「奈良」。
修学旅行でちょこっと行ったことしかなく、古びてあまりきれいとはいえなかった旅館と、地元の食材とはまったく関係のない夕食の献立。公園の鹿が、人めがけて追いかけてくるので、本気で怖かったことばかりが思い出。大仏は見たっけ?ー今まではね。
ほぼ日で、こんな記事を見つけました。この靴下欲しい
友人がワタシも行きたかった「なら国際映画祭」に行った話をちょこっとしてくれたのですが、エグゼクティブPの河瀬監督、ほんとに地元になじんでて、子供たちの手作りミュージカルなどに、PTAとして参加したり(実際にお子さんを育てている)あちこちで、ごく自然にいろんなことをやっていて、とても素敵だと思った、って。
そうだろうな~。HPを見ただけで、ツイッターを読んでいるだけで、作り手たちの思いとか、その場の空気って伝わるものですものね!なぜなんでしょうね。経験かな。なにかに「やらなければいけない」ということで「やらされているんだろうな」という感じとか、そうではなく自分たちで「作るんだ」って、それぞれが持ち場持ち場で頑張っている感じ。ずいぶん、印象が違うんだな、それをワタシは、感じる。
自然、歴史、その町の魅力、そしてその一部である、そこに住んでいる人、というのが、もしかしたらワタシには一番ひきつけられる要素なんだろうな。
空くん、観客賞おめでとう!!こんな素敵な映画祭で上映してもらえたことだけでも、素晴らしい宝ものだね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿