日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

やっぱり

2014-12-22 13:29:45 | アート
氷の上の真央ちゃんって、スペシャルなんだな~、ってつくづく思った。
その人が「いるべき場所」だから?
だって、観ているだけで、心があったかくなるし、心が清められる気がするもの。
普段から可愛いと思うけど、それでも氷のうえでのスマイルは、「特別なもの」。
表現者としての憧れだな。
競技者でなくていいから、彼女の氷のうえでの表現をずっと見続けることができたらいいな、って思う。

・・・そういう人に時々出会う。さまざまなジャンルにおいて
(ワタシはずっと表現すること、に興味があるから、目がいくのは同じく表現する人、になっちゃうのだけれど。)

今は価値観も多様になって、それぞれの好みも分散化していて、昔みたいに「みーんなが好き」っていうのは、もう出現しないんじゃないかな。(高倉健さんが亡くなったのって、象徴的だな、ってちょっと感じてた。)

だから面白いな、って思う。これからが楽しみだよ。どうなっていくんだろう、って。
ワタシ昔から、「みんながそうしてるから。」とか、「なんとなく同じ方が安心」っていう感覚がまったくなくて。
「誰がなんと言おうと」タイプ!(笑)親にも「日本一の頑固者」とか言われたけど(苦笑)

最近はもう、時代の変化が急激すぎて。。。「守り続けて大切にされるべきもの」、と「過去の遺物だと気づいてないだけ」、のものがごっちゃになっている気がする。(時代の分岐点にいるんだ、って改めて思ったりします。)
表現そのものは、時代の空気と切り離すことはありえないと思うし、個人の魅力は、変わってほしくない、と。ワタシ個人でいえば、以前は「勉強のため、観といた方が役に立つだろう」みたいな奢った考えがないとは言えなかったけど。。。今はそういうことがまったくなくなった。

地方ならみんな同じだと思うけど、都市部との「文化的な差」がすごくあった。で、バブルの頃なんかは(いまだにか。)劇場・ホールをたくさん建てて、「一流のものを地方でも観られるように」ってみんな(おもに役所関連の方たち)口を揃えてた。
「一流のもの」って、みんなが口を揃えて言えるようなことじゃないんじゃないのかな。その定義は、それぞれの人によって全然違っているに違いないし、違っていることが、素敵だったりする。ワタシはワタシが思う「一流」を求めはじめている日々が始まったように感じてる。時代の変化、自分の変化、どちらも予想がつかなくて、ワクワクする。

つかこうへいのことば・・・

2014-12-22 10:03:03 | 言葉


「弱者の最大の武器は、「誠意」「誠実さ」であろう。現代の犯罪の素因は、このたちの悪い代物を裏切られたと感じたときに芽生えるどす黒い「情念」ではあるまいか。それは人々の心に滓のように沈殿し、やがて「殺意」と名を変える。」

なんか、最近の世の中をみていると、どうしてもこの言葉が浮かんでしまう。大変な方向にすすんでいるような気がしてならない。また、災害も心配。。。。