日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

ガザへの攻撃をやめてくれよ

2014-07-19 16:16:50 | 社会
                   FBで情報を得て、東京へパレスチナの伝統のダンス「タブケ」に逢いに行ったのは、震災後の冬のこと。「人は、なんのために踊るのだろう?」・・そんなことを考えていたから、ダンサーであるYoshiko Chumaさんが一時帰国してパレスチナの現状を報告する、と知った時、いてもたってもいられず、高速バスに乗っていったのだったな、と思い出す。Nooraというパレスチナの女性が、踊ってくれたパレスチナの踊り。TAPと似ていると思った。「やっぱり」ー植民地支配に苦しめられてきたアイルランドのダンスも、パレスチナのダンスも、人に受け継がれ、伝統的に残ってきたダンスって、とても似ているんだ。TAPのルーツだって。だからワタシは、これらのダンスに惹き付けられてるに違いないんだ、と思う。ダンスは、祈り、だと思うから。この地球上にひとつでも多くの「美しきもの」が残りますように、という願いだから。
家族や親しい人々が、ばらばらに引き離されたり、殺されたりする日常。Nooraにとってのダンスがいかにかけがえのないものであるのか。憎しみの連鎖が地球上でどれほどの悲しみや、涙を生み出しているのだろうと思うと、胸がふさがれる思いがする。なんでこんなに馬鹿馬鹿しいことをやっているのだろう、って気づかないのだろうか?Nooraの笑顔の記憶が切なくてつらい。遠く離れた国から、彼女の無事と、彼女の国に一刻も早く平和な時が訪れますようにと願っている。