宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

新年の挨拶です

2006-01-01 12:54:46 | 政治
あけましておめでとうございます。
いつもは出張先からのブログですが、カミさんのいる自宅のせがれのパソコンから綴ってみたいと思います。どこからでも自在に打てるのがいいやね。
新年早々にアメリカブッシュさんの言葉で、靖国問題を暗に批判して、日中外交を正常に戻すよう釘を指したニュースが流れてきた。
アメリカの友好国日本の孤立化を防がねばならないと言うコメントである。つまりそれはとりもなおさず、アメリカは日本と中国との狭間では、中国を取る、と言う可能性を暗示しているのだ。
これで、右傾化への流れは少しは頓挫するでしょうが、くすぶる者もいる筈だ。
大人になりきれない人たちが、まだ大勢いるからだ。
私も、憲法改正への動きには、理論武装を強固にせねばなるまい。
それはやがて、日本の孤立化を更に深めてしまう元凶になると思えるからだ。
この憲法問題が、今年の大きなテーマとなろう。どんなことがあっても阻止せねばならないのである。そうでないと、日本国は完全に「変質」してしまったと、位置づけできるからである。
このブログ世界の数少ない日本の「大人の良識」を世界に訴える働きをしようではないか!!!!
中国批判、韓国批判だけを繰り返す「了見の狭い」思想では、世界に通用しないことは至極自然な事であって、誰彼も快くは思わないであろう。日本に古来から伝わる「人の振り見て、我が振りなおす」ような心がけを、先ずは私たち「日本の良識」が率先して行おうではありませんか。日本自らが行うことによって、かならずや世界の良識に呼応していくことになるのは火を見るより明らかであり、北朝鮮をも巻き込んでの東アジア共同体の協力を揺るぎないものとしようではありませんか。それがこれからの日本の進むべき道筋へのトライの第一歩です。すでに政治力、軍事力、経済力(石油資源等の需給バランス)で中国とロシアは結束を蜜にしております。やがてそれに発展途上のインドも関わってくるのは時間の問題です。中、露とも同じ社会主義と言えども微妙に思想はズレております。それでもアメリカネオコンとの対抗と言う一点でもって東アジア安定のために結束が強化できています。どちらにせよ、資源国への影響と言う点で日本と中国は戦争か、協力かの選択を迫られる事態に追い込まれることでしょう。そのときの孤立化著しい日本は、中国には勝てません。そんなアジア情勢を鑑みた時、マスタベーションな憲法改正論議など自体が、そもそも何の解決の有効策になろうとはとても思えません。従って、阻止に多くの賛同者に包まれんことを祈り、新年のご挨拶とします。