宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

アジア軍として

2009-12-26 05:47:01 | 政治
中国とロシアの国境紛争が消えた・・・・つい先頃も話し合いで解決した。
中国とインドの国境紛争もついぞ聞かない・・・・・
インドとパキスタンのカシミール地方での領有権争いも話し合いが持たれている。
お互いが、経済で繋がり、争いの損得を弁えるようになって来ているからだ。
アセアン地域も紛争がとみに無くなってきている。それぞれ国内事情はいろいろあるが、悲劇的過ぎる国同士の諍いはどんなことがあっても防がねばならぬ。
軍事政権のミャンマーも中国の安い人件費に貢献している・・・・だからアメリカも手を伸ばさざるを得ない。
何れは、ヴェトナム・ミャンマー・北朝鮮と人件費の安さ(人的資源=真面目で一生懸命になって働く国民性が必要)を目指して各国がしのぎを削って行く事になるだろう・・・・
もうそのような時代背景に突入して行く事になるのは自明である。
そんな時代にあって相変わらず軍事が国単位で行われている事自体が不自然極まりないのだ。
みんなでこの地域の安寧、安全、安心を守って行く広い視野に立った思想をそろそろ生み出しても良かろうに思う・・・・・
そうすればそれぞれの軍事の「不必要の出費」部分をかなり軽減させることができるであろう。
軍事は、下手をすれば一人歩きしたがりたくなる事がままある・・・・・
腕力を試したがる人間が全く出ない・・・・という保証はないからだ。しかし、みんなで同等に決定する事には理性が働く・・・・・
今までは、自分勝手なアメリカで(一国支配の自認)・・・・あったからこそ、他の国々も不信感や不安感が常に付きまとっていた。その余計な分(不安感等が必要以上に多かった)軍事力の粉飾分があったのだ。少なくともそれが幾分は軽減されるであろう・・・・・全く無くなる(おんぶに抱っこと言う国は恐らくないだろうから・・・)と言う事は無い!・・・と思うが・・・?
アメリカに大人の分別があるならば、一国支配も頷けるものであるが、実体のアメリカにはそれが現実に無かった、と言えよう。