宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

不景気の波

2009-12-30 23:31:26 | 政治
いよいよ今年も終わりが近づいてきた。
不景気の越年である。
自民党政権では、お金を振り撒いても、投資や貯金に向ける、とりあえずそれほど必要としない層に分配したがために貧富の差が拡大して、おまけにドル暴落によってその振り撒いた分をソックリ失ってしまって墓穴を掘り・・・・・不景気に追い討ちを掛け、更に泥沼に落とし込んでしまったが、どうやらそのツケも来年一杯は仕方が無いが、多少なりとも今度はお金を使わなければ成らない人たちに直接配分しているので、税収も幾分は好転するだろう・・・・・
竹中さんの経済運営は、企業を助けることになっても、単に恐慌を防いだだけで、国民生活にはとても反映しているとは思えない。
やっぱりお金は有効に運営されてこそ、生きてくるのである。
貯金に回せる、又は投資に回されるようなところに拠出したところで、国に振り撒いたお金が戻って来る筈もない・・・・・
生産、消費活動が活発になってこそ、税収も増えるのだ。
それが外国投資に向かってしまったら、とてもじゃないが内需拡大には繋がらないのは当然である。
つぶれる寸前の大企業・銀行を助けるのはいい・・・・が、そうでないところまで分配する必要はない、そのお金は利を求めてリスクの高い儲け話に向かってしまう・・・・か、又はせっせと貯金するだけである。
それでは税収も伸びず、産業も発展しない。使わなくては成らない人に使ってもらうようにするしか景気を上向かせる方法はないのだ。