宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

金の切れ目が縁の切れ目

2008-11-22 16:38:26 | 政治
自民党政権が、その中で右より人間育成を図っているから、弾力性が無くなり、外交に矢鱈無駄金が掛かり、そうしないと世界からは付き合ってももらえないテイタラクとなり、拉致問題ひとつ解決することもできない無能人間の集まりとなってしまうのだ。
日本国民の愚かしさを私は折りに付け力説してきたが、どうしてそのように思うのか・・・・を、説明しようと思う・・・・

日本国民は多く、目先のものの損得だけで政治を選択してきたように思う。
政治をする者たちも、とりあえず国民の利益、如いては企業の利益、国家の利益
に目くじらを立てて邁進してきたであろう・・・
だから利益誘導集団である自民党オンリーで容認してきたのである。
そこには、自然のシステムであるバランスというものを一切無視してきた国民性というものが散見される。
これは、戦前も戦後も変わる事無く、推進されてきたものである。
だから、戦争もバブルも底の底まで到達しないと目が覚めない事態に至ってしまうのではないだろうか・・・・・

拉致に因る経済制裁も、容易く出来る故にその弊害たるやを誰も先見できないでいるが、何事もブラスマイナスがあるのであり、日本国の腹の痛むことではないように思えるが、実はとんでもないところで、そのシッペ返しが牙を剥いているものだ。
私も深く正確には予見できるものではないが、北朝鮮の貿易の自由化、取引国の拡大化によって、世界との摩擦は大幅に緩和される方向に行くであろう・・・・
それと同時に、世界と日本との摩擦係数が拡大して行くのである。日本は、近所である中露との関係性も芳しいものではなく、従ってどちらの言い分を取るか、の問題に直面してしまうのだ。
経済的にも曲がり角に差し掛かっている日本は、vs中国との関係性では、オーストラリアなどからは袖にされつつあるのを見ての通り、流れは中国に傾きつつある現状を鑑みた時、中国の支援の下の北朝鮮であるならば、日本よりも、北朝鮮のこれからを取る方向にシフトしていく可能性は大なるものがある。
これはオーストラリアの選択の一面性ではあるが、実情を理解するようになってくれば、他の国々も、日本から北朝鮮の将来性の期待感へシフトして行くのも止むを得ないのかも知れない・・・・・
借金大国日本のこれからは非常に厳しいものがある。
埋蔵金があるならば、赤字国債の話も、消費税の話も出てくる筈もないのであり、官僚、自民党の最後の捨て鉢な粉飾であることは明らかである。
埋蔵金の話は、まだ話の段階だけであって、実際のところそれを利用した話は出てこないところをみれば粉飾のなにものでもないのである。
つまり、このように粉飾話をしなければならない状態が、今の日本国の置かれている実情、実体なのだ。
だから米も豪も、日本の無視から中国へ揉み手でシフトしていくのである。
潰れる会社に必ず起こる株価暴落を防ぐ「粉飾」国債価値暴落を防ぐ「粉飾」大本営発表の「粉飾」
ただ使えない、将来役に立つと思っていた筈の外貨ドル・・・・これが実際、有効打として使えないジレンマもある・・・・・しかし、先進国の仲間入りはさせてもらった・・・見栄っ張りだけの総理大臣の数々・・・・・
底が浅い・・・・・・・

政治を司る者たちの、日本国民も含めて底が浅いから、精神が未熟だから、高尚ではないから、国内外で・・・・・金の切れ目が縁の切れ目となるのである。