宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

日本の現況を知る

2007-06-21 07:34:57 | 政治
こんな滅茶苦茶やっている安倍さんっていう人が、総理大臣職にいなかったことにしたいが、どうだ!

極右に被れた総理大臣なんて、日本国家の恥とも言える。
そんな人を総理大臣にしなければならなかった自民党の選択、いやそれよりも小泉さんの登場自体に問題があったのであろう、そうなると日本人の選択でもある。
二期続けての右翼総理大臣は、流石の日本人もやっと、「それは違う、私たちはそんな事を求めてはいない!」と長い右翼政権に、戦争をおっぱじめるかも知れない?
働けなければ、年金が頼りなのに・・・という心細さかも知れない?
そんなそれぞれの思いが安倍さん共々自民党の野望を覆させようとしている。
労働人口の減少と共に、経済力が衰退していくのは誰の目にも差し迫ったように映っているはずだ。それもやがて急激にやってくるのだ!
成長路線を突っ走ろうとする自民党体質はやがて国民からソッポを向かれるのは見えても、読めてもいるのである。
しかし、民主党政権が出来上がったにせよ、落ちていく勢いはいかんともし難い。

自殺者3万人、精神障害者300万人(ちょっと大袈裟な感もあるが・・・)そのそれぞれの関係ある人々への影響力も視野に入れれば、社会の一大スペクタルな訳だ!
増える事はあっても減らすのは、格差を是正するに負けず劣らずに容易いことではない。
これが後々の日本経済にとって、急激な落ち込みの元凶となるのは自然の推移なのだ。
高度な戦争武器を買ってしまって、やる事、使うところが違うんではないか?と疑問も今になってやっとフツフツと湧いてきた。


戦前がそんなに良いのか?戦前の何がそんなにあなたの琴線を振るわせたのか?
戦前の勇ましさ、男らしさに憧れているのか?
だからあなたの(総理の)心内は女性的なのだ!受身的なのだ!
戦前の彼ら彼女らを尊ぶ心が、これほどに若者たちに受けるとは、私も理解し難く思ってもいたが、むごい戦前を実体験してなければ、そのような考え方に陥ることになるのも仕方がないのだろうかなあ?と改めて思った。
所謂、何も知らないから、つい、麻薬(軍靴の響きの)魅力、魔力を囁く尊敬する先輩諸氏の言葉に誘惑されてしまっているのだ。
そして、ニート的疎外感(自己保身のなれの果て・・・)を持つ若者たちから順繰りに、自分なりの理論武装を都合良く、自己中心な判断で構築してしまい、トンネルに入り込んでしまうのである。
こうなると、なかなか外に抜け出す事は困難である。一種宗教的であって、かつても「天皇教」の旗の下、一致団結して事を為したことに通じるものがある。
オーム犯罪を他人事のように、見ることも出来ない筈である。
彼らの理論武装を解きほぐすには、相当の器と覚悟を擁する筈だ!