宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

18歳、19歳は騙し易いか?乗せ易いか?

2007-05-14 23:07:22 | 憲法
投票法案が成立しましたですね。
自民党を勝たせ過ぎれば、好き勝手にできますね。
これも日本人のバランス感覚の欠落による選択なのだから、どうしようもないのですが、結局日本人の心のイビツさが出ることになってしまって、人間の心の不安定さ、移ろい易さ、を露呈する事になってしまいました。
だから憲法を日本人が弄るについては、いろいろなチェックのハードルを設けたのですが、その第一関門は分けなく突破されてしまいました。

アメリカ以外の列強は国民の4分の3の賛成と言う、ほぼ不可能に近い改正のハードルでしたが(そこまでの案が検討されていた、と言う事の意味、そして狙い・・・・・?はどう言うことなのか?分かっているだろうが、最も重要な意味合いなので、それぞれがよくよく思案すべきだ!)

結局は3分の2で決着した。
しかし、中国もロシアも韓国もオーストラリアも、他の各国も不肖無精であったようだ。
そのような感情も視野に入れておかなければ、日本の憲法改正動議が、悪質なタチの悪いイメージとして、各国に定着し、今後の外交運営にとって、取り返しが付かぬ事態に至るかも知れない事を覚悟した方が良いであろう?

やっぱり、日本は!!・・・・・・・と言う(根性悪のそしりは免れない)であろう・・・・?

日本の分割統治をしなかった事を今更に各国は悔やむであろうに違いないのだ!
下手をすると、アメリカからもソッポを向かれるかも知れない?日本を見てて、引き立ててもらうには、結構なお金が掛かりそうですな。

安倍さんの「極右」は麻疹(はしか)のように若者たちに伝染する。
否、若者たちの右傾総理待望論(小泉、安倍の両者)が後押ししたのかも知れない?
18歳から大人にするのだな・・・・大丈夫か、法整備?・・・矛盾の連鎖になりゃしないか?・・・・安倍さんが「事を急いで」まるで子供だ!・・・・・
「急いては事を仕損じる」だろう。

誰が、どの国がひいき目に見ても、極右、安倍さんが言い出しっぺの「憲法改正」は、戦争のできる国になる事であって、徹底した「平和主義憲法の否定であり、完全なる決別宣言」で、ある事を承知する。
そして、またぞろ天皇を崇め奉り、それを利して(利用して)一般大衆を一方向に向かわしめ(それが日本国を強力にする道だと、何ゆえか思っている勢力がある)と、同時に、当然に与えられた国民の持つ権益を、誤魔化しながら粛々と吸収する。
つまり、「(自衛)と言う名を借りた先制策謀攻撃(パールハーバー・満州事変・上海事変)」・・・そして、平壌事変もあり得る事を示唆してもいる。前科があるだけに、他国の不信感は、ロシア、中国、韓国、北朝鮮のみならず、アメリカや台湾、オーストラリアさえも、是々非々の対応を余儀なくされ、おめおめ油断のできぬ不信感のピークを迎えるであろう?イラクと同じ運命を辿る、といった荒唐無稽があながち冗談とも言えなくなる。

北朝鮮問題だけに拘わらず、今後も孤立感を深める要素は、次第に拡大して行くものと思われる。
少なくとも安倍さんが退陣するまでは・・・・・
その様な事態を回避するには、莫大なお金が掛かる。
つまり、右傾国家にするためには、相当の資金が掛かるのであり、当然に税金高負担の時代がやってくる事になるのだ。それも日本の金持ちを守るために、一般その他大勢の平民が犠牲的精神を促されるのである。