宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

憲法を選挙の目玉には、どうしたね?

2007-02-21 23:52:57 | 政治
さて、安倍さんが大言壮語した「憲法選挙」なる宣言であったが、なかなか上がってはこないので、どうした?・・・・支持率ダウンで引っ込んだか?

そもそも、アメリカにコバンザメの腰ギンチャクしていて、自主憲法もないだろう、自主独立の精神なんて、もとよりあったのか?
寄らば大樹でアメリカにしがみついているだけではないのかな?
それならもらった憲法の方が気がきいている、と言うもんだ。

イギリスがイラクから順次撤退するようで、どうも信頼できる同盟国が少なくなってしまい、後は仕方なく駐留している国だけだ。アメリカオンリーのイラク戦争になってしまっている、日本は大丈夫か?・・・とチェイニーさんがやってきた。
安倍さん、相変わらずあさってな「拉致協力を要請」
全くこの人の言う事、やる事は、的が外れっぱなしだ!
チェイニーさんは「拉致」どころではないのだ。この戦争に失敗すると、イラク資源の権益を失う事になるのだ。何のためのイラク侵略だったのか?・・・
根底からその意味を問い直される事に相成ってしまう。
身内の共和党からも最低、最悪の大統領のレッテルを貼られることになるだろう。
膨大なお金を使って元の木阿弥では、どんなことをしても許されざる事であろう。

それで自主憲法を謳っているが、実際は自分では何にも出来ないから他力本願で「拉致制裁」を依頼する。相手を慮ることを知らない、おめでたく、他力本願神経の持ち主が我が日本の総理大臣なのだから、その人がトップの日本国民が哀れである。

オーストラリアが北朝鮮との停止していた交易を再度、見直すことを決定したというニュースで、アメリカの影響力を改めて知る事ができる。

小沢さんも自民党のイチャモンに素直に答えているだけじゃなく、「拉致は私だったら即座に解決できます!」くらい言ったらどうなのだ!何とも歯がゆい・・・・
自民党が出来ずに停止している問題を取り上げて「私だったらできる!」と高らかに宣言すれば良いのだ。
拉致だけではない、不公平な政策の是正、格差の緩和、年金、少子化などの不安を取り除く政策、自殺者を減らす抜本的な政策、自殺者が多いのはあらゆる「歪み」の集大成と言える。東アジア政治経済合流の推進とか、自民党が出来ずに宣言できる事は山ほどある。それが「センス」というものだ。