宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

憎き北朝鮮の大合唱に物申す

2007-02-15 06:28:51 | 政治
前回で私もあまりにも北朝鮮の擁護をし過ぎてしまった。・・・反省!
5カ国側の文言はそれなりに有効なのかも知れぬ。
テロ支援国家としての位置付けの看板が下ろされれば、それはそれで最高のプレゼントではあろう。
そもそも中東イスラムとの隔絶された空間距離と思想でテロ支援国家と呼ぶ事さえ無理がある、よど号の時代背景ならばそれも言えただろうが、今この時代に至っては、テロを支援する力さえ持ち合わせてはいない。
ただ、恐れるは「核」の流失なのであるが、それは力によって制御はできないのだ。
アメリカとしては、北朝鮮の中だけに留めらせておければ、「やむなし」と言えるだろう。
早くイラク、イランを解決して、足元のベネズェラに力を注ぎたいのでもあろう?
そう言う意味で北朝鮮にいつまでも関わってはいられないのである。

北朝鮮の支援と言っても、これを各国一律にする、というには無理がある。
そもそも「核」の存在の認知には各国で隔たりがある。
経済制裁を強力に推し進めようとする国であれば、それだけその国、その核への嫌悪感も多大なのであるから、その費用分担の割合も当然に大きくなくてはならないのだ。だから私が言っていたのだ、後先の事を考えているのか!と・・・・
強く経済制裁をしてしまったツケの払いは高くなって当然なのだ、相手はそれによって多大な不利益を被るわけであったのだから・・・・
アメリカの発言力で仕方なく制裁に協力した国とはおのずと違う。