宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

戦争をしてはならない国から戦争が出来る国へ

2006-09-01 22:55:22 | 政治
戦争をしてはならない国
から、
戦争のいつでもできる国に
変更しようとしている安倍さん!
こんな人が、今度の総裁総理の有力候補になっているんだから、日本国民の頭の中はどうなっちゃっているんでしょうか?
私にはさっぱり分かりません?
戦争というものの現実感がピンとこないのでしょうか?
米国、アメリカ合衆国との太平洋戦争に至ったその事の始まりは、遠い異国での満州事変です。
遠い国、満州の地域での出来事は、人々に身近に迫る危機感がありませんでした。ですから、きっと他人事だったことでしょう。恐らく国内ではいつものように普通の生活で、普通に会社へ行き、普通に学校に行っていたと思います?
慌しいのは、マスコミやら、軍需関係やら、戦争そのものに関わる業界の方たちのみであったことでしょう?
それと同じくする状況が、今のそれ・・・です。
憲法うんぬん改正うんぬんと総理候補がほざいても、まるで他人事なのでしょう?
だから、この人を支持することができるのです。
常識を弁えている人ならば、とても支持できる訳がありません!
そりゃそうでしょ!武器による戦争を絶対拒否する時代から、戦争も厭わない時代へ入る訳ですから、否応なしにあなたも当事者になるのですから・・・
美しい国作りであろうが、他にどんなに立派な行いをする総理であったとしても、無知なる者たちを巻き込む、全てその一点でこの人の価値は、評価は、推し量ることができるのだ!
それが理解できない国民では、自業自得を招いたとしても何の不思議もない。

URUK NEWS イラク情勢ニュース

こんなニュースもたまには見てみましょう。ホントのところははっきりしませんが、プロパガンダでもあるので割引しましょう。
アメリカ軍のために戦闘服着て戦って、そして現地人の服を着せられて埋められていたんでは、立つ瀬がありませんな!
今の今まで平和のために60数年貢献して、武器生産者や戦争礼賛者や消極的戦争支持者や、一部利権をむさぼりたい勢力の彼らの手械足枷となってフンバッテきた「平和憲法」と言われる基軸法を改正しようとするのは、世界の信用を得るためにやってきた今までの折角の苦労を、長い間培ってきた信用が、一瞬にして水疱と帰してしまうことなのだ!
60数年もの間の平和維持をアジア各国(また右翼が特定アジアとアジアは違うなんて勝手に拵えた御託を並べるが、それでも敢えてアジア諸国としよう)
は一応認めてくれていた、なのにその信用はいっぺんに崩れてしまった。その一因の中核に、そして総決算として、この憲法改正が佇んでいる。
この一連の動きの中に(靖国、憲法、有事法制、共謀罪、イラク特措法、国民背番号制、個人情報保護法、等々)ドス黒く薄汚れた血液の塊(澱んだ自国本位思想を持つ、破壊願望ある人々)がいるのを、私は見逃さない!
全てこれらの事柄は、ある事が起こり得ることを想定しつつの準備として彩られているもので、そのある事に(戦争攻撃準備対外的威嚇論)アジアは戦々恐々とし、反省の足らぬ国日本!と認定するに至っているのだ!
これらは全て、一心不乱に、一生懸命に「戦争に至るを避ける」日本の行うべき努力を放棄していると看做されるものである。つまり、「いつでもやってやるぞ!」の高らかな宣言にも似たりする。
超大国の冠が付くアメリカは、アフガン、イラクと戦い、すでに刀は折れて、フーフー言っている。直接防衛に関わらなければ、意外と腰砕けのアメリカなのだ。
もう北朝鮮と一戦を交えるだけの武器はあれど、疲れて人材もお金も気力もない、世界の悪役、悪党の座を明け渡すことになるのは必定。
あまりある武器を借りて、あるいは買って、憧れの(?)御大将の代行せんとするのが我が日本、悪役、悪党、悪童はボクサーじゃなくても強くなければならない。
本当の性悪な悪党は、優しい顔をして、涼しい顔をして、人を切る。
さて・・・・・・・・・・?

お金持ちの親友、日本

2006-09-01 07:18:59 | 政治
ミサイル迎撃システムって言うすごいお金の掛かる軍備をやっぱりしたらしい?
さすが!金持ち。
こんなもの、役に立つわけないだろう。
長い距離を飛んでくるものなら、それより速いミサイルを作れば成功もするだろう。
たった7~8分で到達してしまう場所で、何の意味があるのだ!
クレー射撃だって、クレーの飛ぶ速さよりも散弾銃の弾の飛ぶ速度の方があるから撃ち落すことができるのだ。
つまり、テポドンには有効でも、ノドンには恐らく役立たずであることは必定。
テポドンにしたところで、二段、三段式であればそりゃ大変だ!ましてほぼ真上から落ちてくるように感じる大気圏外からのミサイル衛星技術を持ったならば、完全にお手上げである。
それに迎撃する前にその艦船、追尾する艦船にスカッド改良型でも撃ちこまれたら、何百億のお金が一瞬にしてパー!
まあ、その程度は予測しておるのだろうが、ミサイルは元々動きの速い戦闘機を対象に開発されたものだろうから、その動きの速いロケットを、更に速く迎撃するのだから、そりゃ大変だ!連射方式それぞれ時間差、場所差で飛んできたなら対応なんてできるのだろうか?
また衛星を打ち上げて、その衛星から誘導する方式であるノドンだったらどうにもならないであろう?
まあ流石にそこまでの技術はまだないだろうが、その技術を持っていたらアメリカもうっかりチョッカイは出せまい。
しかし、このお金は後で税金となって家計を苦しめることになる。
アメリカにとっては「へ」でもない、弱き国、北朝鮮苛めがものの見事に成功して、日本からのお金の引き出しを取り付けた、作戦通りである。
アメリカはかねてから、膨大な資金を要する「ミサイル防衛システム」の構築をレーガン共和党政権時代から目指していた。
アメリカ一国でその開発を進めるにはあまりに膨大な資金と技術を要するので、一事は頓挫した格好だったのだ。
それがやっと開発の目途がたってきた。日本様様である。
さすが日本!同盟だとか、親友だとか、煽てた成果が実ったようだ。
アメリカにとっては北朝鮮など問題ではない、あくまで問題は、日本より20年先の衛星技術を持つ中国であり、ロシアであるのだ。北朝鮮はダシであり、今のところ、日本は煽り、そして煽てればホイホイ乗ってきてくれる、ありがたい金のなる木でお金持ちの親友?なのだ。