なぜ戦争は起きるのか ~この一冊で本当の「戦争」が解かる (宝島社新書) | |
宝島社 |
内容紹介
元自衛隊戦術教官の家村和幸氏が、なぜ戦争が起こるのか、その謎を解明します。戦争反対と声高に叫ばれるのに、なぜ戦争は起こるのか。軍備増強派も、軍備縮小派も、それを明らかにしていません。レーニンが明らかにした帝国主義間の覇権争いの定義は、もはや時代遅れになっています。にもかかわらず、護憲派はそれにしがみついて、戦争反対を叫ぶばかりです。はたして、戦争はなぜ起きるのか。戦争での戦術、戦略を身をもって教えてきた自衛隊の戦術教官だったからこそわかる、戦争の始まり方の真実を明らかにします。
著者について
家村 和幸 (いえむら かずゆき) プロフィール
兵法研究家、元陸上自衛官(二等陸佐)。昭和三十六年神奈川県生まれ。聖光学院高等学校卒業後、昭和五十五年、二等陸士で入隊、第十普通科連隊にて陸士長まで小銃手として奉職。昭和五十七年、防衛大学校に入学、国際関係論を専攻。卒業後は第七二戦車連隊にて戦車小隊長、情報幹部、運用訓練幹部を拝命。その後、指揮幕僚課程、中部方面総監部兵站幕僚、戦車中隊長、陸上幕僚監部留学担当幕僚、第六偵察隊長、幹部学校選抜試験班長、同校戦術教官、研究本部教育訓練担当研究員を歴任し、平成二十二年十月退官、予備自衛官(予備二等陸佐)となる。現在、日本兵法研究会会長として、兵法及び武士道精神を研究しつつ、軍事や国防について広く国民に理解・普及させる活動を展開している。著書に『戦略・戦術で解き明かす真実の「日本戦史」』(宝島SUGOI文庫)、『図解雑学 名将に学ぶ世界の戦術』(ナツメ社)、『戦略と戦術で解き明かす真実の「日本戦史」戦国武将編』(宝島SUGOI文庫)、『闘戦経 ―武士道精神の原点を読み解く―』(並木書房)、『兵法の天才楠木正成を読む 河陽兵庫之記』(並木書房)がある。