「年末、今年も海外はムリだな」と、がっかりオーラ全開で不動産マンが言ってました。
その不動産マンが私に「パスポートは持っているのか?」と聞くので、「そんな危ないもの持てるわけなかろう(笑)」と。
そして彼は「はじめて海外に行った時、宗教と言う精神文化を深く考えないで行き、ヤバイ感じになったので教養としての宗教学は勉強したさ。お前も行く行かないは別にして知っておいた方がいいぞ。時間もあるだろうし(笑)」と、有り難いアドバイスを頂いた。
「テキストの様な本で、図や写真もあり読みやすい」と、不動産マンの言葉を信じてこちらの本をカゴの中へ。
無宗教と公言しながら、神社で初詣、キリスト教会で結婚式、寺院で葬式と、人生の節目に宗教を欠かさない不思議な日本人。
「人間にとって宗教とはなにか」を豊富な事例をもとにテーマ別に考察する本書は、多くの大学でテキスト採用されています。
QRコードからスマホで映像を楽しんだり、各種データにアクセスしたりと、書籍の常識を超えるサービスも充実しています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
石井 研士
國學院大學神道文化学部教授、博士(宗教学)。1954年生まれ。東京大学人文科学研究科宗教学宗教史学博士課程修了。東京大学文学部助手、文化庁宗教課専門職員を経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)