Pleasing the Ghost HarperCollins このアイテムの詳細を見る |
情報
作者: Sharon Creech
ジャンル:ヒューマン
種類:ペーパーバック 児童書
YL:3.5
ページ数:89ページ
語数:11000語
おすすめ度:
ストーリー
Dennisは普通の9歳の男の子。しかし父親が亡くなってから、なぜだか自分の部屋に幽霊がやってくるようになったのだ。
そしてやってきたのが、亡くなったおじのArvieだ。彼の幽霊が見えるのはDennisだけ。Arvieおじさんは生前、病気で思っている言葉を発することができない症状があった。“Dinosaurs pepperoni!”“Wig pasta!”といった具合だ。そのため彼の奥さんのJuliaおばさん以外は彼の言葉を理解することが難しかった。
しかし、ArvieおじさんはDennisに頼みたいことがあるようなのだ。それも3つ。Dennisはなんとか彼の言葉を理解し、力になろうと努力するのだが・・・。
感想
Arvieおじさんは、こころざし半ばで急死してしまったのでしょうか?言葉のせいもあるでしょうけど、奥さんに対して心残りがあったようです。Dennisに自分の思いを託して何かを伝えたい様子。でも出てくる言葉は、Benny booger!とかWig pasta!とか一生懸命なんだけど笑っちゃう。
でも幽霊になってまでも彼が奥さんに伝えたかったことが分かると、なんだかすごく心打たれます。
気になる表現
Uncle Arvie had a stroke,and words were twisted in his brain.
なんだかもどかしい症状なのだ。
have a stroke・・・卒中にかかる
彼の言う言葉は意味不明でも、音が似てたりして
わかった時は『あ~』ってDennisと一緒にホッとしたりして♪
ラストのおじさんの言葉『Good Biddle』はウルウルしてしまいました。
いずれ再読したい一冊です。