Roscoe Riley Rules #1: Never Glue Your Friends to Chairs
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Brian Biggs | |||
HarperCollins |
ストーリー
小学校一年生のRoscoe Rileyは学校のopen house(参観日?)の当日、家から絶対に触っちゃダメと言われているSuper-Mega-Gonzo Glueという強力接着剤を持ち出してしまう。
午後のopen houseではハチの恰好をして歌を両親に披露することになっていた。そのリハーサル。クラスのみんなは落ち着きがなく先生の言うことを全く聞かない。このままみんなが先生の言うことを聞かないままでは担任のMs.Dizがクビになってしまうかも・・・。そう思ったRoscoeはある行動にでる。
感想
open houseって両親が学校にやって来て子どもたちの活動を見学するって言うんだから参観日みたいなものなのかな?その両親が集まった中でとんでもない事態が・・・。何をしたかはタイトルからお分かりでしょう。すべてはRoscoe Rileyのしわざ。でもいたずらしようとしたわけじゃなく悪気はないの。そこがなんだか憎めない。どうしてそうなったか、Roscoeが軽妙な語り口で説明してくれます。個性的で子どもらしくて、思わず笑っちゃう。とても読みやすい。Roscoeみたいな子にルールを教えようと思ったら大変です。Never glue your friends to chairsなんてルールがあるの知らなかったなんて言うんだから。あんた、そりゃルールじゃなくて常識だよ。イスだけじゃなくて机も壁も床も・・・・・・って際限なく言っておかねば。
今回の抜粋 冒頭部分
Hey! Over here!
It's me. Roscoe.
Welcome to the Official Roscoe Riley Time-out Corner.
Want to hang out with me?
I have to warn you, though. We're going to be here for a while.
Time-outって?スポーツでのタイムアウトとは違うようですが・・・。調べてみました。
timeout・・・(米)(子どもが罰として)一人でで静かに反省する時間、謹慎。
-Take a timeout in your room! お部屋で反省しなさい。(『アンカーコズミカ英和辞典』)
そしてこの主人公のような常連が必ずいます。
私が一度目撃したのは、どれだけ悪いことをしたのかわからないのですが、息子の友だちが隣のクラスのタイムアウトチェアに座らされているところ。 なんだったんでしょうね。
この本にも部屋の角に向かってイスに座っているイラストがあるんですけど、え?何してるの?って最初思いました。
日本だったら廊下に立ってなさい!て感じでしょうか(^_^;)