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Once upon a Home upon a Home(つみきのいえ 英語版)

2010年04月23日 | ★YL1

情報
絵:Kunio Kato
作者:Kenya Hirata
ジャンル:その他
種類:ハードカバー、絵本
YL:1.9
ページ数:40ページ
語数:900語
お気に入り度:☆☆☆☆☆

平田 研也
白泉社
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ストーリー
そのおじいさんは海の上から突き出した、変わった家に住んでいました。でも、もともとはこういう家ではなかったのです。長い年月をかけ、海面が上昇してきて、水没を避けるために、家の上に家を建て、また海が上がってくると、その上にまた家を建て、どんどん高くなっていったのです
おばあさんは3年前に亡くなりましたが、のんびり楽しく一人暮らしをしていました。
ある朝、また海面が上昇し、とうとう今住んでいる家も水浸しに・・・。また家の上に新しい家を建てなくては・・・。

感想

もともとアニメーションだった「つみきのいえ」の英語版です。
中盤の年月をさかのぼって行くところ、海の中の思い出。そして終盤、海底に座りこむおじいさん・・・。なんだかホロリとさせられます。
おじいさんにとって家の積み重なりは、愛と思い出と歴史の積み重なり。自分とは切っても切り離せないものなんでしょうね。私は長いこと賃貸住まいですが、そんなおじいさんの気持ちもよーくわかります。おじいさんがこの家に住み続ける理由は切ない気もするけど、彼にとっては一番の幸せ。最後はニッコリです
淡い色いあいのイラストも、思い出やおじいさんの雰囲気を語るのにぴったりな気がしました。
巻末に原文が載っています。英語と日本語では使っている言葉にちょっと違いがあって、読みくらべができます。
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