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The Curious Incident of the Dog in the Night-Time

2010年04月05日 | ★YL5
情報
作者:Mark Haddon
ジャンル:ヤングアダルト ヒューマン
種類:ペーパーバック、児童書
YL:5.0
ページ数:221ページ
語数:60877語
お気に入り度:☆☆☆☆

Vintage
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ストーリー
15歳の自閉症の少年、Christopher John Francis Booneは深夜、近所のMrs.Shearsの家の庭で彼女の飼い犬のWellingtonが殺されているのを発見する。警察がやってきて、矢継ぎ早に質問を受けるものの、混乱して満足に答えられない。そして警察官に腕を掴まれた瞬間、思わず彼を殴ってしまう。体に触れられるのが嫌いなのだ。疑われて警察に連行されてしまうChristopher。父親の説明でなんとか家には戻れたものの、ChristopherWellingtonを殺した犯人を見つけ出そうと決心する。

感想
Christopherの脳の展開図を見ているような気がしました。どこまでも広がる展開図。いろんな面が見えてきます。人とコミュニケーションをとることは上手ではなくても、心の中は独特で実にさまざまな思考で満たされています。そして多少遠回りでも自分で考えて、やろうと思ったことは実行に移しているんです。
犬を殺した犯人を見つけようというChristopherですが、特になぞ解きではないです。日常の出来事と、自分の考えが交互に語られる感じです。理数系の能力は天才的なのですが、そういう話は、読みにくくて分からず
徐々にChristopherの家庭の事情などが明らかになっていきます。犬を殺した犯人が急に明るみになったところはショッキングでした。殺し方も残忍だったし・・・。Christopherでなくてもパニックになります。そして彼にとってはかなり思い切った行動に出ます。私たちにはなんでもないことでも、Christopherにとってはものすごい冒険なんですね。

気になる表現
He said ,“Where have you been?”
And I said,“I have been out.”
This is called a white lie. A white lie is not a lie at all. It is where you tell the truth but you do not tell all of the truth.~

こういうのをa white lieって言うのか~と思って。辞書的な意味は以下。
a white lie =a lie that is not serious, told to avoid upsetting someone(『Longman English Dictionary Online 』より)
Comments (3)
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