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The Witches of Pendle (Oxford Bookworms Library 1)

2010年03月15日 | ★YL2
情報
作者:Powena Akinyemi
ジャンル:歴史伝承
種類:ペーパーバック、GR
YL:2.0
ページ数:40ページ
語数:5700語
おすすめ度:

Oxford Univ Pr (Sd)
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ストーリー
England、Lancashireにある美しいPendle Hill近くに住んでいる少女Jennet Device。以前から貧しかったが、父親が亡くなってからはいっそう悲惨な生活を送っていた。彼女には祖母、母親、姉、弟がいた。しかし、彼らは人を呪い殺すことができるWitchだと言われるようになる。

感想
全く救いのない悲劇です。でも本にTrue Storyとあるので、実話に基づいて書かれたもののようです。魔女狩り(男もwitchなのね)や魔女裁判です。
作者についての説明を見ると、10年くらい実際にPendle Hill近くに住み、17世紀のイングランドのwitch、あるいはDeviceファミリーについての多くの書物を読んでこの話を書いたとあります。・・・Deviceファミリーも実在したのか・・・。彼らの言動は不気味で理解不能です。自らwitchですと言っているようなものだし。Jennetにも冷たい。唯一まともなJennetに最後まで希望も何もないのが悲惨です。あとwitchだと断定されたら子供にだって容赦ないところも。こんな悲劇的な例が何万とあったのでしょうか?
作り話だったら☆2個くらいですが、事実に基づいて書かれたものであればかなり興味深いです。現実や歴史はお気楽な魔女系ファンタジーとはかけ離れていてかなり重いです。
私が読んだのはCDつき。65分くらいで87wpmほど。女性の少しか細い感じの朗読。

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