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SENSE AND SENSIBILITY

2008年03月21日 | ★YL3

SENSE AND SENSIBILITY(PENGUIN READERS LEVEL 3)

情報
作者:Jane Austen
ジャンル:恋愛 古典
種類:ペーパーバック、GR
YL:3.2
ページ数:39ページ
語数:7900語
語彙制限:1200語
おすすめ度:
  

ストーリー
理性的でまじめな性格の姉Elinor活発で情熱的な性格の妹Marianne、姉妹それぞれの悩める恋愛。幸せをつかむまで。

Mr Dashwoodの死後、二番目の夫人であったElinorとMarianneの母はたいした遺産も受け取ることなく、
母子四人で追われるように安い家へ引っ越すことに。財産はほとんど全て前妻の長男が相続するからだ。

姉のElinorは気遣いのできる男Edwardに思いを寄せているが、彼は長男の妻の実弟だ。意地の悪い妻は弟を貧乏なElinorと結婚させたいとはみじんも思っていない。
妹MarianneはBrandon大佐に思われているのにもかかわらず、年が違いすぎて興味がない様子、逆に偶然出あったハンサムで若いWilloughbyに熱を上げすぐにでも結婚するかのような勢いだが・・・

感想
誰が言っているセリフか分からなくなることがあってちょっと混乱。しかし、この味わい深さ。いい感じのイライラ感。Jane Austenはイギリスの有名な作家です。他の有名な作品Pride and Prejudiceも同じく女性の恋愛を扱ったものですが、19世紀初頭という時代を感じさせます。

結婚の際、あの人はお金があるとかないとか、という話になるのは、当時女性に相続権がなく、生活が立ち行かなくなるという事情があったからのよう。はじめは分からなかったけど、ElinorとMarianneらが父の死後、追い出されてしまうのは家屋敷の相続権がなかったからなんだねぇ。切ない。映画化もされており、「いつか晴れた日に」という邦題。こちらを見てから読むか日本語で読んでから読むほうが分かりやすいかも。

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