おばんでございます~~
イヤ~難しいですね…
とりあえず個別にかけられている関税を調べて見ました。
200%以上の関税となっているのが
こんにゃく芋 990%
落花生 500%
コメ 490%
雑豆 460%
バター 330%
でんぷん 290%
砂糖 270%
脱脂粉乳 200%
小麦 210%
9品目だそうです。
米を計算してみると1kg60円のお米を輸入すると
60円×490%=294円…5kg入りは1470円(スパーで見かける値段)
60円× 0%= 60円 …5キロ入りは300円(只の単純計算だよ~)
すっごいやすいよね!(意味の無い計算なんだけどさ)
でも小麦も高関税品なんだけどどうして国産は少ないのだろう?
作るのが大変なのとパン用の小麦が作れない為なのかな~?
コンニャクは中国産の安価な物も出回っているけど…
なぜ高いのかって書いてあったのでそのまま引用しますね。
「農水省の試算では、こんにゃくの関税率を撤廃した場合、
生産業の90%、加工業の100%が減少し、
産業として完全に崩壊するとされています。
地域経済も破綻してしまいます。
こんにゃく生産は、中山間地域での栽培が多く
ご存じのように3年の期間と手間をかける作物です。
大規模化によるコストダウンが難しい作物です。
関税率を下げて市場開放になれば、安価な中国産に
対抗できないことは明白です。
国内の農産物の生産コストを下げる努力は当然必要ですが、
海外農家との国土条件や経営条件の違いは、
農家個人の努力では対抗できるものではありません。
高関税を課すことにより、主食であるコメを守り、
特産物として、地域の経済を支えている農産物を守るのは、
重要なことです。」
と書かれておりました。
そうですか~・・・フムフム?
反対に関税の低い物は?
野菜、鶏卵、果樹などの主要農産物の多くは無関税か平均3%以下でした。
飼料用トウモロコシ 無税
大豆 1%
野菜 3%
高関税の中には
輸入豚肉の「基準関税方式」+「差額関税」と
言う制度があるそうです「農水省1971」
豚肉には価格が高いヒレやロースなどの部位と、
ももや肩肉などの安い部位があります。
安いモモなどはハムやソーセージにするために
食品会社が輸入しています。
この基準関税方式は、いわば差額関税ですから、
安くても、高くても関税をかけられるという方式です。
食品会社は安い加工用肉をそのまま輸入してしまえば、
差額関税をがっぽりかけられまてしまいますから、
なんとか基準価格に近づいて関税を減らそうとして
そのため高い部位であるヒレ、ロース肉も一緒に
輸入するのだそうです。
高いヒレや・ロース肉はハムにするには
もったいないので一般市場に流します。
これが一般のスーパーに並ぶ
安い米国産などの豚肉の出所だそうです。
高い関税をかけていてもなんの国内豚肉の
保護にもなっていない事がが分かりましたよ~。
バターの高関税については
農水省の「農業産業振興機構」がバター輸入を
独占しているらしいです。
輸入業者は、2次関税を払った上に、
いったん機構に輸入バターを伝票上買い上げてもらい、
農水省の定めた806円/㎏の輸入差益を支払う事に
なっているそうです。
これは良く解りませんでした。
もっと難しい事がいっぱい書いて有りましたが
関心のある方は、農産物の関税などで検索して読んでみて下さい。
有る方は、日本の農産品高関税には
農水省の利権がある。
私たち農家にはなんの関係もない事だ。
日本農業は関税などによって守られていない。
数少ない高関税は、農水省の省益にすぎません。
ですから、「開かれた日本農業」などと言われると、
笑ってしまいます。
とまで言い切っておられる記事も有りました。
今日読んだ記事は関税が
農作物の保護、農家の保護には
なっていないと言う記事が目立ちました。
じゃ簡単に関税なんか撤廃した方が良いの?
フト思ったのは・・・
コンニャクの関税を撤廃したら産業として
成り立たないという言葉なのですけれど…
資本主義経済の中では仕方が無いのかな~と思うけど
コンニャクで生きている人達(生産者や加工業者さんや関係者さん)
の生計が他の作物なり業種なりが成り立てば…
何も「コンニャク」にこだわらないのですよね…
他に生きて行く方法があれば農家は違う作物を作ると思うけどな~
皆さんはどんなふうに考えるのかな~
では今日のお勉強は此処までです。
アレ!食糧自給率まで行きませんでしたね。。。(笑い)
イヤ~難しいですね…
とりあえず個別にかけられている関税を調べて見ました。
200%以上の関税となっているのが
こんにゃく芋 990%
落花生 500%
コメ 490%
雑豆 460%
バター 330%
でんぷん 290%
砂糖 270%
脱脂粉乳 200%
小麦 210%
9品目だそうです。
米を計算してみると1kg60円のお米を輸入すると
60円×490%=294円…5kg入りは1470円(スパーで見かける値段)
60円× 0%= 60円 …5キロ入りは300円(只の単純計算だよ~)
すっごいやすいよね!(意味の無い計算なんだけどさ)
でも小麦も高関税品なんだけどどうして国産は少ないのだろう?
作るのが大変なのとパン用の小麦が作れない為なのかな~?
コンニャクは中国産の安価な物も出回っているけど…
なぜ高いのかって書いてあったのでそのまま引用しますね。
「農水省の試算では、こんにゃくの関税率を撤廃した場合、
生産業の90%、加工業の100%が減少し、
産業として完全に崩壊するとされています。
地域経済も破綻してしまいます。
こんにゃく生産は、中山間地域での栽培が多く
ご存じのように3年の期間と手間をかける作物です。
大規模化によるコストダウンが難しい作物です。
関税率を下げて市場開放になれば、安価な中国産に
対抗できないことは明白です。
国内の農産物の生産コストを下げる努力は当然必要ですが、
海外農家との国土条件や経営条件の違いは、
農家個人の努力では対抗できるものではありません。
高関税を課すことにより、主食であるコメを守り、
特産物として、地域の経済を支えている農産物を守るのは、
重要なことです。」
と書かれておりました。
そうですか~・・・フムフム?
反対に関税の低い物は?
野菜、鶏卵、果樹などの主要農産物の多くは無関税か平均3%以下でした。
飼料用トウモロコシ 無税
大豆 1%
野菜 3%
高関税の中には
輸入豚肉の「基準関税方式」+「差額関税」と
言う制度があるそうです「農水省1971」
豚肉には価格が高いヒレやロースなどの部位と、
ももや肩肉などの安い部位があります。
安いモモなどはハムやソーセージにするために
食品会社が輸入しています。
この基準関税方式は、いわば差額関税ですから、
安くても、高くても関税をかけられるという方式です。
食品会社は安い加工用肉をそのまま輸入してしまえば、
差額関税をがっぽりかけられまてしまいますから、
なんとか基準価格に近づいて関税を減らそうとして
そのため高い部位であるヒレ、ロース肉も一緒に
輸入するのだそうです。
高いヒレや・ロース肉はハムにするには
もったいないので一般市場に流します。
これが一般のスーパーに並ぶ
安い米国産などの豚肉の出所だそうです。
高い関税をかけていてもなんの国内豚肉の
保護にもなっていない事がが分かりましたよ~。
バターの高関税については
農水省の「農業産業振興機構」がバター輸入を
独占しているらしいです。
輸入業者は、2次関税を払った上に、
いったん機構に輸入バターを伝票上買い上げてもらい、
農水省の定めた806円/㎏の輸入差益を支払う事に
なっているそうです。
これは良く解りませんでした。
もっと難しい事がいっぱい書いて有りましたが
関心のある方は、農産物の関税などで検索して読んでみて下さい。
有る方は、日本の農産品高関税には
農水省の利権がある。
私たち農家にはなんの関係もない事だ。
日本農業は関税などによって守られていない。
数少ない高関税は、農水省の省益にすぎません。
ですから、「開かれた日本農業」などと言われると、
笑ってしまいます。
とまで言い切っておられる記事も有りました。
今日読んだ記事は関税が
農作物の保護、農家の保護には
なっていないと言う記事が目立ちました。
じゃ簡単に関税なんか撤廃した方が良いの?
フト思ったのは・・・
コンニャクの関税を撤廃したら産業として
成り立たないという言葉なのですけれど…
資本主義経済の中では仕方が無いのかな~と思うけど
コンニャクで生きている人達(生産者や加工業者さんや関係者さん)
の生計が他の作物なり業種なりが成り立てば…
何も「コンニャク」にこだわらないのですよね…
他に生きて行く方法があれば農家は違う作物を作ると思うけどな~
皆さんはどんなふうに考えるのかな~
では今日のお勉強は此処までです。
アレ!食糧自給率まで行きませんでしたね。。。(笑い)