日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

遊びの探究

2020-11-16 22:51:00 | お知らせ
11月21日(土)のコンディショニング講座、午後の部についてです。



午後はいつものように親子さんでも大人の方だけでもご参加いただけます。

テーマは「遊びの探究」としました。

このテーマだと、そうか栗本さんのコンディショニング講座でも、子どもは遊ぶことが大切で、子どもと遊びについて深く踏み込むのだな!と思われた方も多いと思います。

でも、主催者の意図はちょっと違います。

遊ぶことが子どもの発達を促すということで、みんなで集まって遊んだり、遊ぶことがうまくない(と大人から見られている)子どももみんなで集って、その空間で楽しもう、ということが発達支援の場ではよく見受けられるけれど、遊ぶことって、どういうこと?走り回ること?道具使ってやること?楽しそうなこと?意味ありそうなこと?

大人は子どもの遊びを広く見てそうで、実はものすごく狭く見てない?と思うのです。

保育園や幼稚園、学校や地域の催しで同じ年の子ども同士でわちゃわちゃと揉みくちゃになって遊ぶ子どもたちがいます。

また、ひとりでうろうろしている子どももいます。

そのひとりでうろうろしている子どもたちは、大人の目で見ると「遊べない」と捉えられたり、「集団に入れない」とマークされたりされがちです。

でも、子どもには子どものペースがあります。小学校で支援員の仕事をしていたとき、クラス全員で鬼ごっこをする学級がありました。でも、そこに参加できない子もいました。

でも、ある子は木の根っこのボコボコの上を歩くことに熱中していたし、校庭の端のどんぐりを集めて種類分けしている子やブロックでできた池をひたすら見ている子もいました。

鬼ごっこに誘われても、ちょっと参加する風を装って、すぐに木の根っこに戻っていたので、その子にとってはそのときはそれが楽しかったのでしょう。

子どもが「遊ぶ」ということを大人が満足する遊びにすり替わっていないか、大げさでない子どもの遊びを一緒に見つめる時間になったらいいな、と思います。

もちろん、大人も一緒に体を動かしてみましょう。

講師の栗本さんが鹿児島の講座について紹介してくださいました。


今回は募集人数が30名と少ないので、いつもよりゆったり、ゆっくり実技もできます。

ぜひ奮ってご参加ください。
お待ちしています。

お申込みは

annon.okiraku★gmail.com(★を@にかえて)

まで。

よろしくお願い致します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする