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日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

大事な大事な数の保存。

2017-01-15 21:07:56 | 算数
 アメリカンドッグが好きで、ときどき食べたくなります。
小さい頃に、デパートでソフトクリームと共にスナックスタンドのようなところで、
いとこと一緒に母や祖母の買い物に行き、ちゃんとついていったご褒美に、と、
食べていたような気がします。

 大きなウインナーと甘めの生地がおいしかったのを覚えていて、
私は今でも、少し甘めのアメリカンドッグが好きです。

 算数、という扉を本格的に開けるのは、小学お受験とか、早期教育を別にすれば、
小学校にあがるときというお子さんが多いと思います。

 先日紹介した、算数の本を読んでいたら、
数の保存性というのが、子どもの中に確立するのは6歳前後だということが書かれていました。

 数の保存性というのは、





は、同じ数ですよ、と。

    



も一緒ですよ、というのが、数の保存性です。
間延びしていても、くっついていてもりんごとアヒルの数は一緒ということです。

 小学校に入学する前に、この保存の概念が身についていないと思われる凸凹っ子は、
算数でつまずいてしまうことが多いようです。

 そして、この保存の概念は教えて「ああ、そうね!」と身につくものではないそうで、
『子どもは数をどのように理解しているか』によると、
数の保存という概念を獲得するためには、数年間の経験が必要、なのだそうです。

 小学校に入学する時期は、決まっています。
学校の勉強は勉強として、数の保存のための遊びを家でたくさんすることは、
算数の世界を渡り歩くために大切なことだと思います。

 計算のとき指を使う、繰り上りが、筆算が…と計算でお子さんが困っていたら、
まずは、数字を介さずに、でも、たくさん数を意識する遊びをしてみてくださいませ!