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日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

気持ちが動く学習。

2016-10-04 20:10:35 | 発達応援
 我が家の猫は、名前を呼ぶと、キリっ!とこちらを向きます。
ぼぉ〜っとしている猫に「ちぃぃぃ」と呼び掛けると、
「何?」という顔でこちらを見ます。

 桃ちゃん、梅ちゃんは、とことこやって来たりすることもあります。

 なかなか、賢く、かわいい我が家の猫'sですが、
この呼び掛けに応えるのは、ほぼ、私が呼んだときのみなのです。(自慢)
旦那どんが呼び掛けても、ほぼ無視か、耳だけが向きます。

 どちらも、同じくらいかわいがっているのですが、
猫可愛がり源泉掛け流し、だだ漏れっぷりが私の方が振切っているのでしょうね。

 これからも、ひたすらかわいがりますよん

 先週、私の教室に通う子どもさんと形を手で探る学習をしていました。
そんな中で、お子さんが「びっくり箱」という設定で、
布の中に物を入れて、「はい、丸いのがはいってるよ!」というので、
その布のびっくり箱を私が開けて、「わー、びっくりしたー!」というのをやっていました。

 何度か繰り返す中で、お子さんがよそ見をしていたので、
中に入れてあるものを隠して、びっくり箱の布を開けても何も入っていない、ということをしました。

 お子さんは、入っているはずのモノが入っていないので、
それはそれは、びっくりした顔をして「もう一回やって」と、
今度は今までにない集中力で私の手や布をじっと見て、自分の手も布に入れて、
「ここにあるよ!」と教えてくれました。

 「なんだろう、これは!」という子どもが心を動かすことは、
子ども自身が再現しようとしたり、積極的に知ろうと考えようとするのだなぁ、ということを
目の前のお子さんに教えられ、突きつけられました。

 そして、学校の学習とは関係ないようなところで、
お子さんの思考力を高める機会や学習意欲を高める機会はたくさんあります。

 子どもが楽しく学習していることを邪魔せず、ときに一緒に楽しみ、
不思議さをいっしょに味わう気持ちが、周りの大人には必要ですね。

 楽しもうぞよ〜