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日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

基盤。

2016-06-30 22:35:54 | 日記
 夕方、鹿児島の天気予報を見ていたら、画面に青空が出ています。
ええっ!青空?窓の外をみると、きれいな青空。

 雨がどのくらい続いたのか覚えていませんが、
たぶん、5,6日のこと。

 それなのに、1ヶ月くらい青空を見ていない気になります。
明日から、窓全開の気持ちがいい日だといいなぁ。

 子どもの頃に、算数の勉強はとても苦労しましたが、
国語の勉強については、特に、苦労をした覚えがありません。

 苦労をした覚えはないのですが、
以前、出てきた小1のテストの「はんたいのことばをかきましょう」という問題で、
「おおきい」の反対は「おおきくない」
「ひろい」の反対は「ひろくない」と全てその調子で書いて、全問不正解でした。

 また、教科書を読んでいるときに、父に、
「うそ読みをしないの」と言われた記憶があります。

 「うそ読み」とは、父の造語で、
教科書に書かれていない言葉を足したり、書いてある言葉をとばしたりした読み方のことです。

 当時の私は、
「べつに、意味が変わるわけじゃないのに、うるさいなー」くらいに思っていました。

 今思えば、行をきちんと追えなかったり、とばしたり、もどったりしていたのでしょうね。
そんなふうなので、漢字も字が汚くて、線も歪んでへろへろでした。

 こうやって書いていくと、国語も苦労した思い出がありそうなものですが、
ちっとも、ないのです、不思議ですね。

 でも、それは、国語を教える仕事をし、文章を自分で書くことをしていた父が、
言葉のおもしろさや表現のおもしろさ、書くことの楽しさ、難しさを
言ったり、言わなかったり、様々な形で教えてくれていたからかもしれません。

 結局、親がした通りのことを、子どもはするもの。
親から吸収していることがたくさんあったんだなぁ、と
小さい頃の自分を振り返ると、そんなことを思います。

 そして、ある部分は基盤になるし、いらないものは捨てることもできる。
基盤がぐらぐらで、取捨選択ができないと、なんか、大変そうなのかな〜、
そんなことを近ごろ、考えることです。