日本兵と現地の人達の慰霊祭をバリ島のホテルの一室で執り行わせていただきました。 参加者全員で祈りと心ばかりの供物を捧げました。
私に浮かんで視えてきますのは8才くらいの男の子とその母親の姿でした。現地で巻き添えになった親子のようです。
お母さんから「子供に食べ物を、お菓子のような物も与えてほしい」と訴えが届きます。私はドーナツを買ってお供えをしました。
その若い母親は こうも告げてきました。
「私達のように犠牲になった存在が多くいる事を伝えてほしい」と。
私達、日本人が観光で浮かれている土地で、少し前に起こった出来事を私達は知らねばなりません。
参加者全員心をこめて宇宙創造の大元の光を放射させていただきました。
この光は 三界(神界、幽界、現界)を貫く性質を持ちます。
光で浄化され上へ運ばれます。祈りとともに上に運ばれて参ります。
滞りなく慰霊祭も終わりました。
このような後は温泉に入って心身を浄化しなければなりませんが、バリ島なので温泉はありません。代用としてアロマセラピーを受ける事としました。
気持ちを切り替えて精油の香りに身を浸しフラワーバスも経験させてもらいました。
「生きている」って。 「生きていたい」って実感。
「今を無駄にせず精いっぱい生きよう」そう思う事も供養の一つなのかなと感じました。
私の祖父はビルマでの激戦区にいたのですがたまたま病気で部隊から離れたそうです。祖父がいた部隊かどうかは忘れちゃいましたが、とにかく激戦区なのでいくつかの部隊は全滅したと聞きました。自伝を書いてるのを読んだ時には絶句でした…
祖父が生きて帰って来なかったら父が産まれてなかったので、今の私も存在しませんでした…今、生きている事って本当に凄い事なんだと思います。
戦争で犠牲になられた方々は生きたかったでしょう…やりたい事たくさんあったでしょう…家族に会いたかったでしょう…
今回アンジュさんがバリでの慰霊祭をされた事で祖父の話を思い出し、絶対に忘れてはいけないと思いました。私には祈る事しか出来ませんが戦争で亡くなられた魂が無事天国に迎えられる様にお祈りさせて頂きましたm(_ _)m
また色々なお話が聞ける事を楽しみにしています。
ほんとうに「生きてる」ことに感謝です。