瑞獣(鳥)鳳凰
大辞林によると古くから中国の伝説にみえる想像上の瑞鳥。麟(りん)・亀・竜とともに四霊(四瑞)と呼ばれた。体は、前半身が麟、後半身は鹿、頸(くび)は蛇、尾は魚、背は亀、頷(あご)は燕(つばめ)、くちばしは鶏に似る。羽にはクジャクのような五色の紋があり,声は五音にかない気高く,梧桐(ごどう)にすみ、竹の実を食べ、醴泉(れいせん)の水を飲むとされた。聖天子の治政の兆として現れるとされる。雄を「鳳」、雌を「凰」と称したともいわれる。
四神のひとつ朱雀と同一視されている。朱雀は、南方を守護するので南向きに位置する箇所に彫られている鳳凰は、朱雀か?
桐との組み合わせが鳳凰。
推定・相野藤七
相野徳兵衛
名無し権兵衛
彫師不明 桐あり
おまけ 平等院鳳凰堂
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