京都府舞鶴市大川 大川神社 式内社(名神大社)
神社詳細はさておき、彫物について
この神社、大坂浪花彫物史に相野一門項目にて相野安右衛門にて紹介されております。
筆者は現地確認されてないようで文献からの推理にて、銘=字の誤りとされています。
実際には、確認できる銘は「安井安右エ門儀一」
以前相野安右衛門調査過程であることの報告はさせていただきましたが、正直当方所在地より遠方の為頓挫しております。
中途半端な状態での紹介となりますが現在わかっている範囲にて。
相野安右衛門銘社寺まだ一度もレポートしていないのに安井安右エ門銘神社先になりましたが、あしからず。
一番の問題 安井=相野かどうか?
彫物裏銘より
住所は、「福知山京町」相野・安井同じ
名 「安右エ門儀一」両名同じ
今のところ私が確認した安井銘社寺丹後地方において3社のみ
相野銘は、同じく丹後地方において13社ほど確認
事実
安井安右エ門儀一は2代目または2代続いた彫師であること。
(末裔家にて確認)
相野安右エ門については現在詳細不明
大坂相野一門との関連についても不明
相野安右エ門活躍時期 江戸後期~明治初期
安井安右エ門活躍時期 明治初期~明治中期(3社より)
大川神社彫物 現本殿築造 明治5年(1872)
木鼻獅子の雰囲気は相野安右衛門に通じるものあり
蛙股・龍は私的には別の彫師(相野・安井でなし)のように思う。
この部分銘刻みもめずらしい
安井安右エ門儀一=相野安右エ門儀一現時点は結論でません。
彫からも大坂相野一門との関連、結論に至らず。
その部分違う彫師と思ってます。
ただ安井家末裔現在葬儀関係のお仕事なので仏壇遠からずです。
その銘だけ撮り直しですか?(笑)
結構まささん所からも遠いよ。高速無料もすでに終わってるし。(笑)
私も、行ったのですが銘が見あたらず
結構くるくると彫刻を下から見上げてたのですが・・・
なんせ、正面の龍の上の雲?の彫刻が
仏壇彫刻を連想させて、落ち着いて見られませんでしたね。
また、銘だけ写真を撮り直しに行ってきます(笑)