骨董屋征次郎手控 ~火坂雅志~ 2013年07月22日 21時56分15秒 | 文庫本 久しぶりの火坂作品。 火坂作品は今まで歴史小説・実在の人物を主人公にした作品のみを読んでいましたが、この作品は、時代小説・骨董屋の連作短編集。 幕末動乱の京都で小さな骨董屋を営む征次郎には二つの裏の顔があった。世間に出せないいわくつきの品物を取引する“六道闇ノ市”の一員であること。長尾流体術、鞍馬楊心流剣術を修めた武士の身分を捨てたこと。闇の骨董鑑定人・征次郎が、魔道に巣くう贋作師に立ち向か . . . 本文を読む