折角書いた文が消えてしまって萎える。しかし気を取り直して再度挑戦。
なんだか最近使い勝手が悪い。書きにくい。何かフォームが変わった?
昨日凄く久しぶりに文楽観に行った。
月イチの食事会。翌月の日を決める前回の時に、文楽観に行こうという話になって、女優のMiに
チケットを依頼。彼女の弟さんが文楽の人形遣いなので。
18:30~の第3部を観るので、食事はその前にしましょうということになったのだが、16:00くらいから
食事させてくれるところはそうそう無い。ネットで調べて運良く16:00~OKというところを見つけたので
そこで予約。行ったことはないのだけれど、法善寺横丁の中。
余談だが、水掛不動の待ち合わせ場所まで心斎橋筋は人が多いだろうと御堂筋を歩いたのだが、
あいにく雨が降っていて、途中で心斎橋筋~戎橋筋に入った。やっぱりね。もう人人人よ。
それもインバウンドの。
昔は左側通行という暗黙の了解があったけれど、今はもうぐちゃぐちゃ。聞こえて来るのは外国語ばかり。
まともに歩けない。前に進めない。うんざりしながら人をかき分け目的地まで。
日本中、どこもかしこも今はこんな状態だろうね。
こじんまりしたお店で一番お安いコース(和食)を頼んでいたのだけれど、これが思いがけず大当たり!
お料理は綺麗だし美味しいしポーションも丁度いい。器もお洒落で心憎い。又行きたいと思わせてくれるお店。
これ大事だよね。お値段が申し訳無く感じるほどだった。大満足して日本橋の国立文楽劇場へ。
出し物は 通し狂言『義経千本桜』の第3部。素人には、人形は動いてくれる方が良い。動きが少なくては
心の機微は太夫のセリフで知るしか無いので(字幕が出るようになっている)、あまり面白くない。
顔や手の動きが、人間国宝とかになると流石!と思うほどなんとも言えない味があると思う。
立役・女形、夫々得意があるのだろうね。
人形を観るのも勿論好きだが、太夫や三味線を聴くのも好きなのよねぇ。うっとり聞き惚れる。
最終章は太夫も三味線も現在の最高位の人だったそうだ。名前は明確には解ってないが。
で、人形なんだけど、もう桐竹勘十郎さんが自身も人形も、何度!?いつの間に!?と思うほど
早変わりされる。勘十郎さん、1人何役も。72歳?若いねぇ。運動量半端ないと思う。人形持ってね。
人形遣いも体力勝負だな。
私は舞台見ていて途中で、”もしかしたら・・・?”と予感がしていたのだけれど、予感が当たった。
最後の最後、勘十郎さん宙に飛びました!吊り上げられました!もうびっくりだった。
珍しく超面白くて大満足。チケット代が安くて申し訳ないわねと思うくらい楽しませてもらった。
隣の席の御婦人も帰り際『凄かったですねぇ・・・面白かったですねぇ』と仰ってました。
ロビーで撮影。
『撮りますよ~』の段階になって急にCが前に来たものだから、チビの私は必死で背伸びしている。
背伸びしないと顔が見えないー💧
Miが『弟と一緒に帰るわ』と言うので、外まで出ると勘十郎さんが居る。
握手してもらって楽しませてもらったとお礼を言って一緒に写真も撮って、車に乗り込んだ2人を見送る。
そして夫々バラバラに『又次回ね~』と言って帰りましたとさ。
又観に行きたいと思わせてくれるくらい、あー面白かった。結構な1日でした(^^♪