夢翔ける人 色情男女






シネマート六本木で4月から5月にかけて
爾冬陞監督作品が特集上映されることになりました。

レスリーが出演した《夢翔ける人 色情男女》も上映されます。

イー・トンシン監督映画祭@シネマート六本木

詳細はこちら
上映作品はまだ増えるようです。楽しみ。

以上とりあえずのお知らせ兼備忘録。




※怒涛のupのわけは、3日ほど留守をするからです。
帰ってきましたらご報告できることがあるといいのですが…
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浮生六劫 【20】






《浮生六劫 Gone With the Wind》 【20】

【Disk8】

第二十三話

阿祥はついに阿麗と再会する。
何も知らない思華は阿祥を家で食事を、と誘うが阿祥は断って帰って行った。
家では父親の伍培の機嫌が悪い。

阿麗と伍培は思華のいない間に言い争う。
翌日、毛頭が思華を訪ねるも、思華は会社を辞めたと答える。
阿祥は家の前で阿麗を待っていた。
「誤解を解きたい」と言うも阿麗の態度は冷たい。
「生活はどうか?」と聞く阿祥に阿麗は
「思華は伍培の子供。私たちはオーストラリアでレストランを開くつもり。
あなたは私を売ったでしょう!もう探さないで!」と突き放す。

家に帰った阿麗に伍培は「程瑞祥に会ったのか?」と聞いた。
阿麗が「会ったわ。階下で待っていた。」と答えるとまた口論になってしまう。
一方、帰宅した阿祥は元気がなく物思いにふけっている。

映画《エマニエル夫人》のテーマ曲が流れる。
阿祥の会社では仲秋節のパーティが開かれていた。
振鵬は二妹に姉の京生のことを尋ねると、二妹は
「彼女は元気にしている。仕事が大変なんだ」と言った。
靖康のママは二妹がお気に入りのようだ。

映画に出かけていた毛頭と思華だが、仲秋節でどこも満員で入れない。
そこで阿祥の会社のパーティに行くと、阿祥がいて思華に「今年何歳?」と尋ねた。
思華は「17歳です。1950年の正月に生まれました。」と答えた。

二妹が歌う、浮生六劫 毛頭のテーマ曲(管理人が勝手に命名)(※注1)



  願望上次失落  誰人明白你心境寂寞  
  眼泪濡不盡世事難得這穏定
  總命莫聞収穫  誰人能做到甘願淡薄
  美夢會消逝戯曲人生總有日閉幕
  快樂時要快樂等到落莫
  酔下來要聖醒過  美麗回憶失去便難過
  你今天當主過  何况忘掉最終的承諾



切ないメロディが流れる間にそれぞれの想いが交錯する。

大學站(※注2)で待つ毛頭と二妹。
列車が到着し思華が降り立つ。
3人はボートに乗る。毛頭が漕ぐのだが、体調がすぐれないような…








二妹は思華の家で母親の阿麗と会って話し合う。
会社を辞めた思華を二妹は「富江」で働かないかと提案します。
「富江」は乾物の卸商で阿祥の会社です。
「富江」でアルバイトを始めた思華は阿祥と再会します。


※注1:歌詞の語句は正しいかどうか自信がありません。
字幕は字が潰れているので繁体字はわかりにくいのです。

※注2:大學という駅は以前のKCR-EASTの大學站だと思います。
一昨年の9月、星月の乗馬学校の帰りにMTR東鐡綫に乗車した時に「大學站」を
通過しました。
今はきれいな駅ですが撮影当時はかなり郊外の草深いところのように見えます。
大學は香港中文大學でキャンパスには池があるようです。
この池でボートのシーンのロケをしたのでしょうか?
KCRの列車も今とはかなり感じが違います。

※そういえばMTR東鐡綫の「大學站」はヴァネス・ウーの映画
《スター・ランナー(原題:少年阿虎)》(2003年香港映画)でも出てきました。
この作品、李仁港が監督でした。
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