0804 香港・マカオロケ地探索行 #1



4月3日(木) 

香港空港に定刻に到着。あいにくの霧雨。湿度も高く4月の香港らしいお天気。
4月に香港に来るのは久しぶり。こんなお天気だったと思いだしました。
ずっと避けてきましたから(涙)
でも今回はレスリーの映画に思いを馳せるためロケ地探索をやってきました。
各種イベントも一つしか参加せず、それらの詳細は他の参加された方の
レポートを読んでいただく方がいいと思います。他力本願ですみません。

今回は初めて香港島側のホテルを予約してみました。
というのも、いつもの尖沙咀あたりのホテルにすると香港島側の東エリアとか
南の海沿いとか、行きそびれてしまうから。
今回の旅のミッションはロケ地探索、しかも香港島側に集中しているので
ホテルも香港島側にしてみました。
結果から書くと、これは大正解というか、九龍側滞在時間が短かったのです。
ちょっと寂しくもあったけど、限られた時間の中での旅だから、
そして次の旅にも宿題を残したいから、これでいいのかも。

今回期待は円高(爆)両替はやはり重慶大厦へ。
2階のお店、いずれも本日(4月3日夕方)は1万円が755hk$でした。

今回のロケ地探索は住所や行き方、注意事項を思いつく限り書いていきます。
手元に「香港街道地方指南(地図)」を置いておくかGoogleMapなどを活用したり
あとはYahoo!香港などで
検索するのも場所を検証するのに有効です。

探索した映画は
張國榮出演作:
「流星」「胭脂扣」「星月童話(もういちど逢いたくて/星月童話)」
「檸檬可楽(レスリー・チャンの青春白書)」 「紅樓春上春(君に逢いたくて)」
「異度空間(カルマ)」「阿飛正傳(欲望の翼)」
その他「家有囍事(ハッピーブラザー)」「藍江傳之反飛組風雲」
「鎗王(ダブルタップ)」など今後の課題も増えました。
その他の香港映画も少々。

◆本日の第1目標  「流星」の模型店

【映画のシーン】


【現在地】






2軒ほど先にもう1軒同じ模型店があったので、
お店の方に確認しました。
MTR油麻地站A2出口を出てすぐ右側の通り東方街の手前の店 
偉高模型「飛行世界」RC SKYが目標のお店。
撮影時は正面のガラスに
日本の模型メーカー「TAMIYA」のシールが貼ってありましたが、
現在はもう1軒の方にこのマークが貼ってありますので間違えないように。
入口の作りは変わっていませんでした。外壁の色は塗り替えられていました。
お店は家族経営のようで「流星」の場面を印刷したものを見てもらうと
年配のご婦人が出てきて、「張國榮!」と言ってうなづかれました。
了解をいただいてあけてあった入口ドアを閉めて
映画の時のように撮影させていただきました。

偉高模型 WAIGO HOBBY
九龍油麻地東方街5號地下:MTR油麻地A2出口
10:30~20:00  星期日(日曜)定休


※出典:「流星」DVDのエンドロールの鳴謝から情報を得ました。
実は「流星」パンフレットには跑馬地(ハッピーバレー)付近の
摩理臣山道と書いてあったのですが映画の情報の方を参考にしました。
※お店なので邪魔にならないように、できるだけ了解をいただいてから
撮影なりする方がいいかと思います。
今回は地元香港の方たちとのコミュニケーションをとることも
大事なことだと考えて行動してみました。
その方が絶対うまくいくことが多いです。


映画と同じく雨が降ってきました。次は灣仔にスターフェリーに乗って出発。

◆第2目標  「流星」レスリーと林家棟が再会してワインを飲む公園?

【映画のシーン】


【現在地】


流星映画パンフレットより灣仔のコンベンションセンター(會展)前の
海沿いのプロムナード付近ということで、暗くなりましたが行ってきました。
尖沙咀側から見てスターフェリーはコンベンションセンターの
左側埠頭に着きます。
そのままコンベンションセンターの周囲を回り込むようにプロムナードを進むと
「香港回帰紀念碑」のあるあたりの植え込みと階段がその場所のようです。
暗いので翌日もう一度検証することにしました。



ここからの香港島の夜景もきれいです。でもこの日はお天気があまりよくなく
ifcモールの上階は雲がかかっているように霞んでいました。

◆第3目標  「流星」明仔の生日を祝う公園

【映画のシーン】


會展プロムナードからほど近いと思われる、明仔の生日を祝う公園ですが
この日は勘違いでちょっと違う場所を探索してしまい失敗。
ここも翌日改めてちゃんと検証してきました。

◆第4目標  銅鑼灣そごう裏手のウェイと明仔の部屋

【映画のシーン】


【現在地】










ここは場所がわかっていながら、現場に到達できなかった残念な場所です。
古いビルながらちゃんと残っており、屋上にはそれらしきトタン葺きの
ペントハウスのような造形や植物などもズームレンズ越しに見えたのですが
中に入ることができませんでした。
グランドフロアは商店街「總統商場」になっていますが
上方階は一般の住宅が多く、入口は施錠されています。
しかし、なんとか合法的な(爆)ビル内への入り方ができそうなので
次回はそれを実行できるかどうか試してみたい(笑)と、同行者の希望。加油!

銅鑼灣 謝斐道531號 中央樓(總統商場) MTR銅鑼灣D1出口

※MTR銅鑼灣D1出口が銅鑼灣宗光百貨(そごうデパート)の裏手側駱克道に出ます。
そこの1本海側(北側)が謝斐道です。


ここでちょっと休憩。この日封切りの映画「三國之見龍卸甲」を
中央樓横の總統戯院で鑑賞。平日午後9:55開始ながら封切り日で満員でした。


映画はアンディとサモハン、マギーQが出ているのは知ってましたが
ヴァネスもちょっとだけ出ていましたし他にも知った顔の俳優さんがいっぱい。
監督は李仁港(ダニエル・リー)だからヴァネスも出たのかな?
大陸資本らしく普通語吹き替えでしたが、韓国資本も入ってるそう。
映画館はやはり寒く、前日完徹の管理人は中盤の静かなあたりで眠気が…(笑)
後半、戦闘シーンが多くなって面白くなり目が覚めました。
アンディは最初と最後は老人メイクで
回想シーンが映画のメインストーリーのようでしたが何せ中国語と三国志に
あまり詳しくなく、ちょっと三国志勉強しなくちゃ、と思いましたですよ。
上映前、予告編で「赤壁」見て、盛り上がりましたから。
だって、白鳩が飛びますよ。さすが呉宇森(ジョン・ウー)作品です(笑)


◆第5目標  胭脂扣ロケ地@西營盤(のちに石塘咀と判明) 

【映画のシーン】








【現在地】








如花が十二少(振邦)と待ち合わせをしていたところ。
聖類斯幼稚園(S.Louis KINDER GARTEN)が目印だったのに移転してました。
数年前まではあったはずですが…
一番上の画像の幼稚園の左側、金属の門扉が、下から3番目の画像にも
現在は火鍋屋 スープレストランが入っているビル(黄色壁)の左に見えます。
はじめに西營盤の徳輔道西沿いと間違えたのは、
聖類斯幼稚園が移転しているとも知らず、
ネットで検索して住所を調べて行ったら、その住所が移転先の新住所らしく
西營盤になっていたのです。
隣町ですが場所がまったく映画のとは違っていたので最初は混乱しました。
とにかく高架の自動車道が南の山側に上がっているところが
徳輔道西から見えたので、そこを見ざして行ったら見つかりました。

  石塘咀 徳輔道西と山道交差点より山道を南に上る。

 ※山道は上部が高架の自動車道が通っているので、わかりやすい。
 山道が左に大きくカーブしているあたりの右側。 
 MTRはないが、トラム「屈地街」または「西營盤電車廠(電車の車庫)」あたりで下車すると近い。
 バス路線も多くあるようです。


以上4月3日の探索は無事終了。
「胭脂扣」はまだマカオでの探索が残っていますし、
「流星」は旅の最後まで探索が続きました。

もう4日に日付が変わって深夜になってしまいました。
夜の方が映画のシーンと同じでわかりやすいかと思いましたが
あまり遅くならない方がいいかもしれません。
人通りが少なくなり、トラムも終わってしまいましたので。

4月4日に続く。
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しばらくお休みします

きょうから1週間ほど
更新をお休みします。
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