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アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

「音楽の星座」でシベリウスのソネット

2011年06月25日 | ピアノ
「音楽の星座」キャンセル待ちは無事通りまして、参加できることになりました~(^^)

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弾こうとしているのはシベリウスの小品二つ:
「踊り」←ピアノWeb発表会で弾いたやつね
「ソネット」←そのとき買ったCDに入ってて気に入った

「踊り」はさんざん弾いたので思い出せば大丈夫でしょう、思い出…せるかな(^^;; ものすごい久しぶりに弾いたら足取りがよろよろしていましたが。でも、さんざん考えた曲なので、しばらく弾いていればいいかなと思います。

で、「ソネット」のほうはこれからどうかしないといけないんですが。

今回、キャンセル待ちでエントリーすることになって、どうせ性格上、参加決定しないとまじめに弾き始めないことはわかってましたんで、難しい曲は無理だなと。それで、確かに「ソネット」は音がぱらりとシンプルで、テクニック的にはどうということない曲ですよ。しかし。

ちょっと弾いてみましたところ、その「ぱらり」としたところが曲者でして。「ソネット」というのは「十四行詩」という意味なんですかね、なんか曲も詩の行が終わるみたいにふっと切れてはまた次に行くんです。こんな感じで。


このように、八分音符二個ならまだいいんですが、


このくらいになると、なんか自分がこの「間」に舞台上で耐えられるのか心配になってきます(^^;; こういうのって、手持ち無沙汰でぼーっとしてたらおかしいし、必死に数えてたらおかしいし、なんていうんでしょうか、曲に対する深い理解がないとだめなんでしょうか、あるいは演技力!?

全体に、音符の長さが妙にバラエティーに富んでいて、拍が数えにくく、それでもってあんまりきっちりやりすぎたらバカみたいだし、というわけで自然にふわっとおさまるのって難しいかも。

しかも録音アップじゃなくて舞台でね…

本番は七月末。でもその直前の週末は「広島旅行」だし、その手前には「ハッピーアンサンブル」があるし…ひょっとして私、また自分をピンチに追い込んでる!??

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不純な学科選び(メシの種育て)

2011年06月22日 | 中学生活
大学に入るとき、すでに自分の専門としたい分野について明確なイメージを持っているという人もいるだろうけど、たぶんそんなに多くはないだろう。

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だから、あまり細かく選ばなくてよくて、三年になるときに改めて学部学科に分かれていくシステムは、まぁありがたいっちゃありがたい。それだけに、一・二年の間は高校の延長みたいに遊んでしまいがちって話もあるけど…

しかし私の場合、大学に入ってから考えて選んだというわけではなくて、なんと!! 大学受験の際に願書に書いた学科にほんとうに進学したのだ。意外でしょ??(^^)

ちなみに、願書にいちおう学科を書くことについてはどんな意味があるのかよくわからない。それにしばられる仕組みではまったくなく、おそらくは違う学科に行った人がかなりの率を占めるだろう。なにしろ、理学部物理学科みたいなところになると、そんなにたくさん物理学科にいくわけがないだろ的な人数が書くらしいし…もちろん、現実に大学の数学だの物理だのを学ぶうちに、高校で物理が得意なことと、大学で物理を専攻することのギャップに気づくから、別に進振りのときにはそんな人数が殺到するわけじゃない。

私が書いた学科は、教養学部基礎科学科第二というところで、当時新設、できたてほやほやの学科だった。なんでそんなニッチなところを高校生のうちに思いついたかというと、理系には行きたいけれど、なるべく数学のいらないところで(!) かつ、実験がハードじゃないところということで本気で厳選したからだ(注: ふつー、そんなところはない)。

私にとっては、大学に行ってよき伴侶を見つけたいというのが目的だったので、職業意識はまったくなかった。こんなぬるい理由で学科を選んだら就職できないんじゃないかって、今だったら当然思うよねぇ…でも私にはそんな発想はなかったし、親もそんな私に対してまったく疑問をさしはさむことはなかった。

実際その学科で、よしぞうに会ったんだから目的は果たした(^^) それにそのときは考えなかったけれど、会ったのがよしぞうだったからこそ、就職し、しかも子どもを産んで産んでまた産んでからも長く仕事を続けられたわけで、まさに「メシの種育ては学科選びだった」といってもいい。あ?? ノロケに聞こえました??(^^;;

この新設の謎の学科は、「システムを科学する」というのが触れ込みで、なんでも、既存な学問領域でずばっと解決できないような、複雑にひっからまってどうかしちゃうような課題を扱うって話だった。だからこの学科を作るために集まった先生はほんとうに多彩で、数学・物理・化学・生物・地学の各分野の先生がいたし、そのほかの各応用分野の先生もいた。

先生は、「○○システム学」のような授業をそれぞれ受け持ち、その先生が考える「システムとは何か」という話をして去っていく。それは、それぞれの先生の専門分野からみたシステムの話ではあるけど、システムというものの全体像を誰かが教えてくれるわけではない。そんな専門家はいなかったんだからね。

我々学生は、その混迷の中から各人の好みで分野を選択すればよく、ま、なんかシステムっぽいものならなんでもよかった。それで、人によってはあちこちの島にコケを採集しにいっていたり、コンピューターの前に座りっきりだったり、科学政策の研究をしていたりするわけ。

この学科を出ると、どんな職業につくことができるのか、私にはわかっていなかったし、ひょっとしたら先生方だってそんな明確なイメージは持っていなかったかもしれない。なにしろ、薬学部を出ましたといったようなはっきりした「手に職」はないんだから…

でも、科学全般にわたっていろんな話を聞いたことがあり、いろんなものを触ったことがあり、そして「あちら立てればこちらが立たず」みたいな「何か」を扱って格闘して、無理やり研究としてまとめた経験があるわけだから、まぁぶっちゃけどんな分野にいっても、自分の視点から切り込めばなんか仕事にはなる。誰かがもっともらしい話をしたらどこが「ダウト」なのか見つけるのがうまいし、自分がもっともらしい話をするのも得意だし(^^;; 何かの中から改善のツボを見つけるのも慣れてるし。組織の中で仕事をするなら向いているかなぁって思います。

しかしそれも何も、あとからようやく思い立った話ではあるけど…

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レスピーギ自習チーム

2011年06月21日 | バイオリン
気がついたら、ハッピーアンサンブルが間近に迫ってるのでレスピーギのシチリアーナ、イタリアーナをなんとかせねば。

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ということで、土曜日にあったアンサンブルレッスンの場で、ビオラのTさんから誘っていただき、翌日に某市公民館へ。

なんと、私とTさんのほかに、1stバイオリンと2ndバイオリンがひとりずついらして、アンサンブルレッスンよりもっとアンサンブルじゃないですか~(^^)

まず「ひとりでれんしゅう」タイムにしましょっか、ということで、合わせの前に各自おさらいしていたのだけど、まぁ確かに、練習しないで来ている私にとっちゃありがたいんだけれど、ちょちょいと練習するとやっぱりすぐ、とりあえず合わせてみたくなってしまって。

だってね。面子がこれだけ揃ってるのに、アンサンブルしないでお預けなんて、耐えられないよ(^^;; というか、2ndバイオリンだけって、どうにも納得しにくい音の並びでもって、単独では譜読みしづらいのだ。合わせてみるとあぁ、ってあるじゃない??

それで、まずは合わせようよ、とやってみたらば、いやこれが結構なんとかなってて、すぐわかったのだけれども、楽器が一番下手なのは私。これはいいですよほんと。アンサンブルの満足度なんて、周りがうまけりゃ万々歳ですからね。特に、1stの方は、昔ずっと学生オケをやっていて、最近再開したということで、キャリアが違います。音色もすばらしいし、合わせる力もばっちりです。

いやこれなら合うよ。なんとかなるよ。私がなんとかなってなくてもっ!!

というわけで、練習も半ばですでに温泉気分な私。

弾けない重音はさっさとディビジの相談してあとは安心。

えーと、一個所ぜんぜん安心じゃないところが…

↑細かくって到底間に合わない

ただ、これは、「最初と最後だけ決めればあとはもわもわでいいです」と先生に言われてるので、弾けるだけ弾くってことでまぁ。

練習途中で「疲れたからお茶にしよ~」で、持ち寄ったお菓子を並べておしゃべり。これがまたよくって、なんかあっという間に時間が経ってたよ。シチリアーヌとイタリアーナ、それから最後にちょちょっとオンブラマイフ(私は出ない曲だけど)をやったりして。

大収穫だわ~(^^)今後のイベントにもお誘いしてみよっと。

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音楽の星座とピアノ練習会と(録音あり)

2011年06月20日 | ピアノ
七月の音楽イベントとしてはまず「ハッピーアンサンブル」というバイオリンの発表会があるのだが、そのあとがまだ流動的。

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「音楽の星座」という、ちゃんとホールを借りて行われるピアノの発表会…いやコンサートがあり、それにいちおう申し込んであるのだが、現状はキャンセル待ちなのだ。

その一日違いでピアノ練習会があり、「音楽の星座」に滑り込めなかったらこっちに参加しようかと。(さすがに、土日両方の会に参加しようという根性はない)

練習会のほうは、もう何度か参加していて場の雰囲気もわかっているし(たいへん気楽に弾ける会)、いやもうこちらで弾くんだったら熱情の終楽章を弾いてみたいと、

初回のがたがたアップから一週間たって土曜日の録音

…たいへん大胆なことを考えていたりする。初回のアップから1分くらい縮みました。あと1分くらいスムーズになったらね。って、タイムトライアルじゃないんだけど。

一方、「音楽の星座」のほうは、見に行ったことがないのでわからないのだけれども、なんか参加者やエントリー曲を見る限りたいへんハイレベルな会のようであるし、とにもかくにも「練習会」ではなくてホールで弾こうっていうんだから、少なくとも「弾ける曲」を弾かなくちゃいけない。

それで、こちらで弾く場合は、シベリウスの「踊り(←ピアノWeb発表会で弾いた曲ね)」と「ソネット」にしようと思っている。

しかし問題は。このどちらになるのかが、いつ確定するのかわからないってことだ。両方練習するというのもなかなか楽しいが(まったく違う曲だから)、それこそまた大いにチョビくんの機嫌を損ねそうだ。

というわけで、今はすべて半端に進めている。
・音楽の星座に参加するとしたらちょっとシベリウスが間に合わない感じで…
・ピアノ練習会に参加するとしたらちょっと熱情ががたがたな感じで…
・そしていずれにせよ、チョビくんの機嫌が「やや」悪くなる感じで…

しかしひどくまずいくらいにならないように(^^;; 不足のバランス(?)をとって。

熱情を弾き始めるまで、最近ずっとやってなかったことだけれども、弾けない大曲に挑戦するというのは気分にハリができてなかなかよろしい。でも、そればっかりやっているのは、荒い弾き方ばかりすることになり、それはそれでよくないとも思う。それで、弾けない曲と弾けそうな曲の両方をそれなりに練習しつつ、それでバイオリンもそこそこ練習しているというのがとてもいい感じではあったりするのだ。

時間がもっとあればねぇ。

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今日の弁当:

弦楽四重奏にのせて歌う心

2011年06月18日 | バイオリン
昨日は中川先生1stバイオリンを務める弦楽四重奏によるチャリティーコンサート。

   にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ←やっぱり生演奏(^^) 弦の音が合うのは気持ちいい

区の会館で行われる、手作り感あふれるコンサートであるためか、客層はぐぐっと年齢層高めで、近所の方が気軽に聞きにきているのかなという感じ。

それに合わせて、選曲は耳になじんでいる曲を中心に、前半はクラシック、後半はポピュラー。

前半の
ヘンデル ラルゴ(オンブラマイフ)
モーツァルト ディベルティメント第一番
プッチーニ トゥーランドットより「誰も寝てはならぬ」
ブラームス ハンガリー舞曲第五番
ボロディン 弦楽四重奏曲第二番 第一楽章
のうち、聞いたことがなかった曲はボロディンのみ。クラシックをふだん聞かない人であっても同様ではないでしょうか。

でもあらためて、モーツァルトのディベルティメントは、弦楽四重奏の良さを真っ向から生かした曲で、さすが。楽しい曲です。いつかこんな曲ができたらいいわねぇ(^-^) そのためには音階がさかさか弾けるようにならないと話にならないけどね(^^;; そういえばフルート吹いてたときも、最後までどうにもかっこうがつかなかったのがモーツァルトだっけ。

ボロディンは、知らなかったけどとてもすてきな曲です。曲の合間のトークで、ボロディンさんが作曲だけでなく医者であり科学者であった人だと知りましたが、帰ってきてからぐぐってみると確かに。。ボロディン反応というのは、ハロゲン化アルキルの合成法だそうな。なんのこっちゃ。

後半の
眠りの森の美女よりワルツ
星に願いを

マイウェイ
ハリーポッターメドレー
の中で、イチオシはハリーポッターメドレー。不思議な響きが随所にちりばめられた、魔法力たっぷりの音楽が、とてもうまい編曲になっていて、弦楽四重奏をよく生かしていました。演奏はとても難しそう。

曲の合間あいまに挟まるトークは、主にチェロの人と中川先生が担当していたんだけど、2ndの人とビオラの人も一度ずつしゃべりました。

ビオラの人のは、プロとして駆け出しのころの失敗談。トラ(エキストラ)でプロオケの演奏会、ビオラの末席と管の席は至近距離。曲はベルリオーズの幻想交響曲で、管の人が長い長い難しいソロを吹いている間、とても緊張して自分でもそのソロを演奏している気持ちで張り詰めて聴いていた。曲が終わって、万雷の拍手の中、指揮者がそのソロで活躍した奏者を立たせようとしてそちらに合図を送ったとき…(オチはおわかりですね(*))

というわけで天然系らしいこのビオラの方。演奏はとてもうまくて、がっしりとこの四重奏を支えていました。音色もとても素敵。

そして最後の曲「見上げてごらん夜の星を」は、歌詞がプログラムに印刷されていて、みんないっしょに歌ってねという趣向だったのだけど。これが、「日本が再び元気になりますように」という願いをこめて(そのような説明があったのでその気になり)、それを弦楽四重奏にのせて歌ってみると、なんかとても心にしみる曲なのです。最後はうるっとしてしまいました。

お約束のアンコールは、勢いよく「情熱大陸」でシメ。とってもよかった!!

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(*)はい、自分も立ってしまったわけです。