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アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

またろう: 二度やれば成績は上がるのか?

2011年06月26日 | 高専生活
二度目の二年生、前期中間が終わって成績表が出ました。

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二度やれば上がるかって、ふつう下がるほうの要因はないので上がるだけなのですが、どのくらい上がるかが問題です。

上がる要因をふつうに思いつく範囲で挙げてみますと:
・一年分の学力向上。
・過去問演習ができる。
・二度聞けば理解が深まる。
といったところでしょうか。

返却されたテストを見た段階では、確かにこの三つの要因は「ないこともない」と思いました。数学では、ごく微妙ではありますけど学力の安定が感じられます。もともとそうひどくはなく、今でもそんなに緻密ではありませんので、ほんと微妙なもんですけどね。

英語は見事に向上のカケラも感じられず(-_-;; 個別塾も行ってるのにもうちょっとどうにかならんのかね。

過去問演習ができることは、ある程度役には立ちます。「勉強は(いちおう)したよ」とか本人が主張しているところへ、前日あたり過去問をやらせてみれば、「もうちょっと『きちんと』記憶しておかないとダメだね」とかそういうことがわかります。しかし、出題形式や内容は思ったよりずっと類似点がなく、あまりそういう意味では有利ってほどじゃなかったです。なにしろ留年生が多い学校ですし、出題者を変えるなど意図的にずらしている可能性もあります。大学なんて何の工夫もなく過去問の類題が出てて助かったもんですけどね。

「二度聞けば理解が深まる」は、日本史において顕著に出ました。というか、この場合は何かまたろうの一年分の成長とかみ合って反応が起きたようにも見えますが。

ということで、日本史の大躍進以外は、そんなに大きな違いはないようにも思いましたが、いざ成績表をもらってみたら、思った以上の効果がありました。それは、

・去年「たまたま」にせよA以上の評価をもらった科目は、その評価が保存されて計算に入っていること

です。またろうの場合、「古典」「情報処理」「音楽」「Oral Communication」はもう今年は受けていません。おもしろいことに、「Oral Communication」は去年の今の評価がBだったのに、通年でAが確定してますので、さかのぼって(?)前期中間分の成績もAでついています。なんか詐欺っぽい(^^;;

というわけで、日本史は大幅に(D→A)、あとは微妙に上がったり上がらなかったり。現国とReadingがいずれもDからCになっていることは進歩です。現国では、漢字の小テストの準備をしなければいけないこと、読解については授業中に先生がいった答えを暗記していかないといけないこと、Readingでは読書日記の提出をしなければならないことなどを「学習」したためでしょうか。

そんな感じに、学年の最初は勝手がわからずうっかりDをとりやすいものです。先生もカツを入れたいから厳しい目につけますしね。そしてさすがに留年しちゃヤバイってことで生徒もがんばり、先生も最後はちょっと甘くしたりして、なんとかつじつまを合わせていくわけです(ふつうは)。

昨日はクラス懇談会の途中で個人成績表が配られ、いっせいにため息やら叫びやらに教室が包まれていましたが(テストも見せてもらってない親が多いから心の準備ができていない)、私はそれを感じながら、「大丈夫、みなさん徐々によくなりますよ」と思っていました。まぁ、二年目の余裕!?(爆) 現状、Dがない人は42人中11人しかいないとのことでした。

またろうはDがなくなって、見たことのない順位に躍り出ました。まぁ、前述のような事情を考えるとここから先やや目減りすることは避けられませんが、それでも去年よりはやや向上したゴールに達することは十分可能だと思います、っつかそうしてほしいなと。

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