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アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

メントリ一楽章は一生弾けないのだろうか?

2018年12月13日 | ピアノ
熱心にピアノ弾いてる人の中に、どうしてもの憧れ曲というのが、明確にある人と特にない人といると思うんだけど…

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たとえば、英ポロとか、ラ・カンパネラとか。

私はそういう意味で「いちばん」がショパン舟歌なんだけど、これは今年早速手をつけられて幸せ(^^)
今年は舟歌元年。これから長いお付き合い。うふふ

ほかにはそこまでご執心の曲はない。強いていえば幻ポロとリストのソナタだけど一生ないなこれは(結論早い)

…ただし、ソロ曲では。ということであって…

アンサンブルに目を転じると、あります。

ベートーベンのクロイツェル。
メントリの一番一楽章。

…あと…書くだけならタダ!! ってことであえて書きますが…ラ・ヴァルス。(言っちゃった!!)

まぁいずれにせよ、それらはいわゆる「指が回らない」人が弾くものではないので、話にならないんですが、英ポロとか、ラ・カンパネラとかが「(自分が弾くものとしては)特に興味ない」のと違って、「弾けるものなら弾いてみたい」

さらにいうなら「嘘でも弾いてみたい」

「嘘でも」というのは、たとえば私がブラームスのバイオリンソナタを「ばんたの」でやったときみたいな感じ、ときに弾けたり弾けてなかったり省略したり落ちたりしつつ、どこかイイところもある、という意味ですけど。

「指さえ回れば」(byおゆき先生)二楽章よりむしろやさしいというメントリ一楽章、確かにそういう意味ではブラームスはもっとややこしかった。ただし「かっ速い」曲じゃなかったので「嘘でも」よければ弾けたということなんですよね。

それで、私が人生この先、今より「指が回る」ようになることがありうるのか? って話なんですけど。

再開ピアノの大人の中には「昔はもっと指が動いたのに」という人もいると思うけど、私の場合、今より指が回った過去というのはどこを探してもなく(^^;; その面でも今がいちばんいいんです。五年前、十年前の録音と比べてみれば、今のほうが微妙にいい。

ただ、微妙ではあるんです。劇的によくなった面もあると思うんですが、指が回る回らないということに関しては微差。結局のところ、指の運動性能そのものがよくなったとかそういうことはあるのかどうか疑わしいレベルで、和音をさっと(頭で)捉えられるようになったり、無駄な力を入れないでさらっといけるようになったり、聞いた感じの違いのほとんどはそういう部分。

それが、そういう練習をあまりしていないせいであるのか、もう年もトシなのでどのみちたいして伸びないのか、実験したわけじゃないのでわからないんですが。

「指が回る」ようになるために、弾きたい曲を削ってハノンやツェルニーにシフトするかっていったら、それはないです。それくらいだったら上記の曲が弾けないまま、好きな曲で今既に弾いて楽しめる曲(←いくらでもある)で一生を終わるほうがいい。

ただ、ちょっと考えられるかもと思ったのは、これまで選ばなかった「速い系」も積極的に(好きな曲であれば)選んでいくというのは考えられるかも、ということです。たとえば「ホルベアの時代から」では最初と最後を飛ばし(笑)、フランス組曲ではジーグを避け、みたいなことをいつもしているけど、まぁ高速なくてもいいから弾けるように弾く。そこからちょっとマシに(速く)弾けるように工夫してみる。というのはどうだろうか。

まぁ冷静に考えると、そんなぬるい対策で寿命が尽きる前にメントリ到達は難しいと思いますけど…

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