アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

模試の判定と、実際の合否。

2018年12月05日 | 大学受験
今、余計な心配事(大学受験のことではない)が二件あって、ピアノのことを考えるのがなんとなく難しいので引き続き大学受験の話を。

   にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ←近々「センタープレ」なるものを受けるらしい。そんな季節

受験ラインナップを考えるにあたっては、そりゃもちろん「どこなら受かるのか」を知りたいんだけれども、まぁ参考になる情報としては模試の判定くらい…しかしその判定がね…

私自身の受験のときは、高一から駿台の単科(英と数)に通っていたし、高三ではばっちり月から金まであるコース(高三東大理系総合コースとかそんな名前の)に通っていたので、かなり安定した成績をとっていた。

中学受験の失敗(全落ち)を踏まえ、今度こそ失敗しないぞー!! の決意のもと、「高一から高三まですべての模試で、A以外の判定が出たことのあるところは受験しない」という方針でラインナップを組み(東大を理一でなく理二にしたのは主にそれが理由)、五つ全部合格。

しかし娘の受験でそんなことをしようとしたら受ける大学がなくなる(爆)

学校での受験指導も、C判定ぜんぜんあり、B判定ならけっこう確実に受かる(?)、DやEからでも行けた先輩いっぱいいたよ!! みたいなざっくりした調子で、いいのかそれで…でも実際、高二まで部活・委員会その他、学校生活を満喫して、高三からようやく「そうだ大学受験だ」って調子だとそんな進行になるみたい。模試がなくなってからが勝負ですよ!! 現役は最後まで伸びる!! 的な。

いや…なんで中高一貫女子校なのにそんなことになっちゃってんの…

中高一貫ではなくて一部の都立とかだともっと激しくて、高三「秋」の文化祭・体育祭までは、ぐぁぁぁぁーっとそれだけに燃えてそこからぱっと切り替わる。そうすると模試どころじゃなくて、というか受けてもまったく意味のある判定が出ないので、実際に受けてみてのお楽しみ(だから間に合ったり間に合わなかったりするので浪人も多い)。

確かに、私も受験のとき、高三後半から突然ギアチェンジしてくる人たちの気配をなんとなく感じてはいた(主に男子)。私は後伸びしないタイプだったと思うし、A判以外受けないぞというのはそれなりに適切だったかもしれない。

思い返せば子どもたちの中学受験のとき、模試の判定というのはもっとずっとヨミやすいもので、もちろん時の運というのもあるし最後ぐっと伸びる子というのもいるんだけど、大まかにはあてになるものだった。それというのも、たとえば日能研のような大手塾に通っていれば、大勢の子どもたちが一定のカリキュラムに従って受験勉強をしており、その集団という基準があっての偏差値であり判定だったから。とりわけ、自分がその集団の中にいるならば、何年の何月くらいにはこのくらいのインプットが済みで、これから予定されているのは何々、ということが揃っているわけでその中での判定からは、個人による成績の違いが意味あるものとして観測しやすいわけだ。

大学受験の場合、いつからどういうふうに勉強するか、どの科目から勉強したか、とかいうことがてんでんばらばらで、それだけに判定というのも信頼度は下がる。しかも、模試の結果が出るのが、日能研みたいな早業とはぜんぜん違って、一か月後とかもっと経ってたりするので、あぁこのころこんなだった…今はこのへんちょっとマシ、とか、タイムラグもわかりにくさに拍車をかける。

そうするともう考えてもわからないのでめんどくさくて、しかも中学受験のころと違って今や中身をほぼ見ていないので感触というものもなく、もういいわー行きたいとこ、どこでも受ければ。。

幸い、娘が挙げているところは直近の模試いくつかでA、B、C、Dと各種取り揃えた状態となっているので(数か月前はもっと悪かった)、基本はそんな感じでいってもらって、親はせめていくつか宝くじ(センター利用)を買い足しておきましょうか(←鴨葱状態)

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする