アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

バルトーク勝手に普及委員会

2018年03月20日 | ピアノ
さて今日はいよいよ発表会…劣化暗譜をだましだまし、楽譜を見るとこと見ないとこの折り合いを設計し、なんとか弾こうって感じで心を決めて会場に到着して、プログラムをもらうと…

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がーん!!(o_o) 忘れてたー!!

今日のプログラムには、曲名とかだけじゃなくて、それぞれの一言コメントも掲載されていて、そこに堂々と「初暗譜に挑戦します」なんて書いてあるやん~うっわー

…「プログラムに訂正があります」…とか訂正してもらうか!?

まぁ気を取り直してリハーサル。今日はたっぷりめの時間がとられていてひとり10分、ってことはフルで弾いてちょっと余るくらいですか。

なんかピアノの前に座った感じがしっくりきて、一音出したらピアノと会場がとってもよくて、引き込まれるように集中して弾けちゃった。家みたいに気楽すぎるゆるゆるでもなく、本番の緊張でもなく、ベストポジションという感じでものすごく弾きやすかった。いつ楽譜を見るとか見ないとかほとんど気にならなくて自然な感じだった。

家でもこんなふうに弾けたことないというくらい、ノリもよくミスも非常に少なく、自分でもびっくり。

しかしこれは本番ではないので(^^;;

会場はほとんど「いつメン(いつもの面子)」ばかりで温かい雰囲気、私より前に弾いた方々の演奏も素晴らしくて気分アゲ、緊張しないで弾けてもよさそうなものですがこれがなんというか、リハで出来過ぎちゃったらここからなんかどう弾いていいかわからず、あれーどうしよう。。なんかてんぱっててカーディガン着たまま舞台に出そうになったりごたすかしてピアノの前。

今度はなんかピアノの前に座った感じがしっくりこなくて、弾き始めで乗れなくてぐしゃっと(-_-;;

どうしようもなくてスンマセンと弾き直して、でもそしたらツキモノが落ちたようで、あとはわりと気分よく弾きました。リハのときとは違ってあちこち引っ掛けていましたが、でもだんだんピアノに助けられて気分が乗ってきて、最後の「ハンガリー農民歌よりバラード」はほとんど「ゾーン」に入った感じで弾けました。

最後は絶望というか、あーこれは死んだなって空気でびしっと。。

バルトーク「ルーマニア民俗舞曲」「ハンガリー農民歌よりバラード」(本番録音)

このピアノ(それと会場)最高!!

よくこなれていて弾きやすいベーゼンで、下のほうに黒い鍵盤がついてるピアノ。そしてまた会場の音響が素晴らしいの。低音を、別に大きくない音で鳴らしているときの、余分な弦がかすかに共鳴して静かに深みのある響きがもうたまりません。これはめるちゃんにはないものですね…

バルトークでも「ルーマニア」のほうはよく知られていて、弾いたことがあるとか、お子さんが前に弾いたとか、バイオリンの伴奏をしたことがあるとかいう人が多いようでしたが、ハンガリー農民歌のほうはまったく知られていなくて、へーそんな曲あるんだという反応が多かったです。

そしてストーリー性のあるおもしろい曲、迫力のある曲として印象に残ったようで、いろんな方から感想をいただきました。「詩を朗読しているみたいだった」と言ってくださった方もいました。

というわけでバルトーク普及活動したよ!!(誰にとはなく)


今日の会はピアノも会場も面子もよく素晴らしい演奏が多くて、耳福のうえ二次会もおいしくて最高でした!! ありがとー!!


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コメント (4)
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