サロンエスプリでレッスンがあった次の日に、なんと中川先生がテレビに出る! と教えてもらったのでがっつり録画して生で見ました(笑)
←バイオリンでJ-POP練習してカラオケに集合だ!!
番組は「関ジャニの仕分け」というもので、バイオリンカラオケ対決ですって。歌わせてカラオケ採点で競わせる番組はよく見ますが、バイオリンですかー。まぁ確かに、バイオリンは人の声に近いというか、カラオケでもわりと点が出やすいかも。やったことないけど。
歌のカラオケ採点を見ていると、機械採点とはいえ、だいたい聞いた感じでうまいと思うほうが勝つし、よくできてるんですよね。いちおう、同じ技量だったら機械に評価されやすい歌い方というのも工夫できるらしくて、確かえなりかずきが採点を研究し尽くしてプロに対抗しようとしてたのを見たような。で、結局どっちが勝ったか忘れたんだけど、姑息な工夫で稼げる幅ってそんなに大きくない印象です。
で、その採点を使ってバイオリン演奏を評価するとどうなるかですけど。
番組では、四人参加のトーナメント方式で対戦が行われました。中川先生はそれに参加するわけじゃないんですけど、芸能人が弾くバイオリンの指導をしたり、コメンテーターのせりふにちょっと入れ知恵するようなお仕事をしたそうです。それと、バイオリンのビブラートってこんな。というような説明シーンではばっちり映ってましたよ。
(先生がビブかけて音程ちょっと弾いただけで、我が家では「きれ～い♪」という声が上がりました)
最初の対戦は、アナウンサーvsプロバイオリニスト。アナウンサーの方は部活でバイオリン弾いてたってことなんですけど、音程外さないで弾くので必死という感じ(私よりはだいぶうまいです)。いっぱいいっぱいで弾いててあまり歌って感じじゃなかったですけど、すごくがんばって弾いてて音程正確率97%を出しました。
対するプロは石川綾子さんといって、ニコニコ動画見る人なら「優雅なおうちにネギが飾ってあるアーティスト」といえばわかるでしょうか(^^;; いやイロモノじゃなくてもマジでクラシック弾ける人なんですがね。
弾いたのを聞けばそりゃさっきのアナウンサーと比べものにならないことは一発でわかります。でもさっきも音程はなかなか正確に弾けたので、あと何が違うかというと「加点」です。「抑揚」「ビブラート」「こぶし」「しゃくり」なんてのがあります。対戦曲はきゃりーぱみゅぱみゅのにんじゃりばんばん(何だソレ、アーティスト名も曲名も意味不明)というわりとせわしない曲なんですが、石川さんはそれをただ正確に弾くだけじゃなくて、音のアタック(弦をかむように発音する)に工夫したりして加点を狙います。
曲になってる度合いは段違いだったんですが、カラオケ採点の点差としては案外地味でした。(89と93くらい)
次の対戦はやっぱりアマプロ対決ですが、こちらのアマは正確性がさっきのアナウンサーより劣っていたわりに曲にはなっていたかなという印象(カットされちゃって、演奏の全貌は不明)で、かろうじて90点に乗せました。正確性に劣っててても曲になってれば案外、点が出るなんて、よくできた採点でしょ。
プロはNAOTOさんという、スタジオミュージシャンのキャリアも長くて正確性に定評のある方だとか。確かにうまいんだけど、石川さんに比べるとあんまり魅力的な演奏ではないような(少なくとも、カラオケで点を出そうとして弾いてるときはね)。でもがっつり難なく弾いて95くらい。
決勝は当たり前というかプロプロ対決になりましたが、正確性のNAOTOか加点の石川かというのが番組の作り。とはいえ、石川も変にミスするわけじゃないんで正確性じゃ差がつかないでしょう。
曲は「勝手にシンドバッド」という、細かい動きがバイオリンで弾くには超めんどくさいやつでしたがお二人とも当然のことながら問題なく弾いてます。特に、NAOTOさんは音程正確性で98%以上出すと明確に宣言してその通り出したのがすばらしいと思いましたが、結果は、ビブラート、抑揚だけじゃなくて「こぶし」「しゃくり」の加点を連発した石川の勝ち。
「しゃくり」として判定されるようにグリッサンドを多用したということで、確かに採点を意識した弾き方をしていましたが、演奏として十分楽しめるようにこなれていました。
今回、四人があまり僅差じゃなかったので、というのもあると思うんですが、聞いてうまいと思うほうがカラオケ採点でも良いという結果になってました。
…どうでしょうか?? 次はバイオリン持ってカラオケオフ!?
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社
←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
←バイオリンでJ-POP練習してカラオケに集合だ!!番組は「関ジャニの仕分け」というもので、バイオリンカラオケ対決ですって。歌わせてカラオケ採点で競わせる番組はよく見ますが、バイオリンですかー。まぁ確かに、バイオリンは人の声に近いというか、カラオケでもわりと点が出やすいかも。やったことないけど。
歌のカラオケ採点を見ていると、機械採点とはいえ、だいたい聞いた感じでうまいと思うほうが勝つし、よくできてるんですよね。いちおう、同じ技量だったら機械に評価されやすい歌い方というのも工夫できるらしくて、確かえなりかずきが採点を研究し尽くしてプロに対抗しようとしてたのを見たような。で、結局どっちが勝ったか忘れたんだけど、姑息な工夫で稼げる幅ってそんなに大きくない印象です。
で、その採点を使ってバイオリン演奏を評価するとどうなるかですけど。
番組では、四人参加のトーナメント方式で対戦が行われました。中川先生はそれに参加するわけじゃないんですけど、芸能人が弾くバイオリンの指導をしたり、コメンテーターのせりふにちょっと入れ知恵するようなお仕事をしたそうです。それと、バイオリンのビブラートってこんな。というような説明シーンではばっちり映ってましたよ。
(先生がビブかけて音程ちょっと弾いただけで、我が家では「きれ～い♪」という声が上がりました)
最初の対戦は、アナウンサーvsプロバイオリニスト。アナウンサーの方は部活でバイオリン弾いてたってことなんですけど、音程外さないで弾くので必死という感じ(私よりはだいぶうまいです)。いっぱいいっぱいで弾いててあまり歌って感じじゃなかったですけど、すごくがんばって弾いてて音程正確率97%を出しました。
対するプロは石川綾子さんといって、ニコニコ動画見る人なら「優雅なおうちにネギが飾ってあるアーティスト」といえばわかるでしょうか(^^;; いやイロモノじゃなくてもマジでクラシック弾ける人なんですがね。
弾いたのを聞けばそりゃさっきのアナウンサーと比べものにならないことは一発でわかります。でもさっきも音程はなかなか正確に弾けたので、あと何が違うかというと「加点」です。「抑揚」「ビブラート」「こぶし」「しゃくり」なんてのがあります。対戦曲はきゃりーぱみゅぱみゅのにんじゃりばんばん(何だソレ、アーティスト名も曲名も意味不明)というわりとせわしない曲なんですが、石川さんはそれをただ正確に弾くだけじゃなくて、音のアタック(弦をかむように発音する)に工夫したりして加点を狙います。
曲になってる度合いは段違いだったんですが、カラオケ採点の点差としては案外地味でした。(89と93くらい)
次の対戦はやっぱりアマプロ対決ですが、こちらのアマは正確性がさっきのアナウンサーより劣っていたわりに曲にはなっていたかなという印象(カットされちゃって、演奏の全貌は不明)で、かろうじて90点に乗せました。正確性に劣っててても曲になってれば案外、点が出るなんて、よくできた採点でしょ。
プロはNAOTOさんという、スタジオミュージシャンのキャリアも長くて正確性に定評のある方だとか。確かにうまいんだけど、石川さんに比べるとあんまり魅力的な演奏ではないような(少なくとも、カラオケで点を出そうとして弾いてるときはね)。でもがっつり難なく弾いて95くらい。
決勝は当たり前というかプロプロ対決になりましたが、正確性のNAOTOか加点の石川かというのが番組の作り。とはいえ、石川も変にミスするわけじゃないんで正確性じゃ差がつかないでしょう。
曲は「勝手にシンドバッド」という、細かい動きがバイオリンで弾くには超めんどくさいやつでしたがお二人とも当然のことながら問題なく弾いてます。特に、NAOTOさんは音程正確性で98%以上出すと明確に宣言してその通り出したのがすばらしいと思いましたが、結果は、ビブラート、抑揚だけじゃなくて「こぶし」「しゃくり」の加点を連発した石川の勝ち。
「しゃくり」として判定されるようにグリッサンドを多用したということで、確かに採点を意識した弾き方をしていましたが、演奏として十分楽しめるようにこなれていました。
今回、四人があまり僅差じゃなかったので、というのもあると思うんですが、聞いてうまいと思うほうがカラオケ採点でも良いという結果になってました。
…どうでしょうか?? 次はバイオリン持ってカラオケオフ!?
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←またろうがイラストを描いた本(^^)「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
