アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

こども定期演奏会

2010年12月13日 | バイオリン
土曜日には、さとさんのお誘いで、「こども定期演奏会」に行ってきました。

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これは、子どもが定期的にオケ演奏会へ来られるようにという趣旨で、年四回行われているもので、今年がなんと九年目ですって。だから第36回。

基本的に、東京交響楽団の演奏会(指揮は大友直人)、場所はサントリーホール。というゴージャス設定で、しかもお値段は一回分が2500円とお手ごろ(一年の通しチケットの場合)。子どもじゃなくてスミマセンという感じ。元々、さとさんの娘さんが定期試験で来られないから代わりにという話なので(^^;;

サントリーホールなんてほんとに久しぶり(何年ぶり??)。駅を降りたところから、もうたくさんの親子連れがいて、子どもはみんなきれいなかっこう。おしゃれして、年四回、オケのコンサート。確かに、素敵な習慣かも。

コンサートの内容は、別に子ども向けの曲というわけではなく、ラヴェル「ダフニスとクロエ」とかの本格的ナンバーが並んでいるのだけど、特徴といえば、それぞれ短い部分を抜粋した演奏であること。長いとさすがに退屈するからかな。それと、大友さんのトークが入ることですね。

あとは、オープニング曲が子どもからの公募であること。それと、演目のうち一曲は子どもがプロオケに混じって弾くこと。これが「こども」演奏会の特徴。子どもがプロオケに混じって弾くなんて、聞いただけでワクワクします(^^) バイオリンが8人、チェロが2人、フルートが1人。フルートを吹いた女の子は小五ですよ、びっくりです。別に三歳から習う楽器じゃないのに、いつの間にうまくなったんでしょう。

曲は、ドヴォルザークの交響曲第九番「新世界」より第四楽章。難しい曲です。でもですね、公募といっても抽選とかそういうのじゃなくて、オーディションで、めちゃよりぬきの子どもたちが入ってますので、ぜんぜんまったくお客さんの耳に届く「あら」というものがありません。もちろん、弦楽器はソロじゃないので弁別不可能というのもありますけど…フルートはソロがあって、他と聞き分けることができましたが、すばらしかったです。

というわけで、見た目以外に、子どもが混ざっていることがわかる部分はなかったのですけど(笑)

休憩のあとは、オルフ「カルミナ・ブラーナ」でした。かなり新しい作曲家で、私はまったく知らなかったのですが、ほんとにかっこいい曲で、しかも迫力の大編成。ピアノ二台(!)と合唱がつきます。舞台から溢れそう。贅沢なコンサートですねぇ。

コンサートのあとは、さとさんとおいしい中華を食べました。いいですよねこういう優雅な休日。

それなら、来年のこども定期演奏会に来るかというと…

六本木が遠いというのもありますけど、やはり四回の固定の日を都合つけて来るというのがハードル高いですかね。会場では、全席売り切れ、当日券なしとのことでしたが、かなり空席がありました(全席指定)。通しで買ったけど来られないという人もそれなりにいるということでしょう。お金のことのほかに、足を運ぶということそのものが贅沢というか、優雅なことなのかもしれません。

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コメント (8)
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