はなひめに、「反対語と対照語ってどう違うの??」と聞かれた。
←今日の話は頭の体操です(^^)
なんでも、漢字辞典見てたらそういうのが書いてあったんだけど、どっちも「はんたいことば」っぽくて何が違うのかよくわからなかったんだって。それを聞いていたまたろうは「対照語なんて言葉ないでしょ」とまで言い出す始末。確かに、あまり使わないけど、あるよその言葉は。
(アマゾンで検索してみたら、反対語対照語辞典とかもちゃんとある)
「じゃ、『反対語』と『対照語』を国語辞典のほうで引いてみなよ」と、母は台所から叫んだが…大騒ぎで小学生用の辞典、大人用の辞典、広辞苑まで引いてみて「対照語」なんて言葉は載ってないと言う。だから「反対」と「対照」という言葉なら載ってるでしょう、それからだいたいどう違うのかはわかるでしょう…といいたいけど、結局どう違うのか、やっぱりよくわかんないや(^^;;
「左右っていったら反対? 対照??」
「対照的じゃない??」
「いやだって逆でしょ? やっぱ反対??」
それから、国語辞典の凡例のところを見てみたところ、手元の辞書(ベネッセ表現読解国語辞典)では「対」が「反対語」のマーク、「&」が「ペア語」のマークとある。「対照語」じゃわかりにくいってことかなー。でも、「ペア語」って怪しげな言葉。耳で聞いたら「ペア碁」しか思い浮かばないけど。
「&」の例としては、「天と地」「父と母」とある。わかったようなわからないような…またろうは、「でも、天国か地獄か、って反対じゃない?? 父と母だって、性別反対で反対語っていってもいいじゃん」となおも食い下がる。んー線引きがよくわからん。
そこで辞書本文のほうから、「対」と「&」のマークを探してみる。「対」がやたらついてるのに対して、「&」はあんまりない。でもしょっぱなにあるよ。「ああ」という見出し語に対して「&」は「こう」「そう」だって。「ああいえばこういう」ってことだね。またろうも「うーむ確かに、『ああ』と『こう』は反対とはいえないような」
そうだなー、じゃ、「対」と「&」が両方ついてる見出し語が見つかったら何かわかるのでは?? とページをめくっていき、見つけたのが「赤」。反対語は「黒」で、ペア語は「青」だって。
(以下、発言者の名誉のためボケ側の名前は伏字)
私「赤と黒なの?? 白と黒じゃなくて??」
xx「白と黒って反対ていうかコンストラクトじゃないの」
私「なんだって!? あ、コントラストっていいたいんでしょ」
xx「あ、間違えた。コンストラクターとかいうもんね」
xx「え、スキーのコンストラクターとかの??」
一同「そりゃーインストラクターやがな!!」
またろう「赤と黒が反対なわけならわかるよ。はなちゃん、四神って知ってるでしょう」
はな「青龍、朱雀、白虎、玄武でしょう」
母「(なんでそんなもんを知っている!?)」
ま「あれで、それぞれ守ってる方角わかる??」
は「…東西南北」
ま「だから誰がどれって」
は「…妖界ナビ・ルナの五巻をみればわかるよ」あ、そういうのがあるんだ。
またろうが言うには、朱雀が南で玄武が北だから赤と黒は反対だろうという…ほんまかいな。
ま「でも赤と青ってわかんないな」
母「青鬼赤鬼って感じだけどね」
でも赤と白がよく対になる気もするし。
だんだん混迷の度合いが深まってきて、次に黒を引いてみると
・犯罪を犯した事実があること。「対」白。
・黒字。「対」赤。
あーっ、意味によって反対語が違うんだ! なるほど。
というわけでみなさん、反対語と対照語の違いはわかりましたか?? えっ、よけい混乱した。やっぱりね(笑)
--- (補足) 三省堂の「反対語便覧」では、
特に「反対語」と「対照語」を分けずに掲載しています。でも巻末に反対語の解説というか分類があって、そのひとつとして「意味自体に対立する要素はないのに、反対語として意識される語」があります。これの例として「たて」「よこ」、「公立」「私立」、「洋食」「和食」などが挙げられています。
「反対語便覧」から、反対語クイズ!! 次の語の反対語(として掲載されているもの)は??
(1) 河童
(2) 姥
(3) ひそひそ話
(4) 高熱
* 答えは、記事末尾に(^-^)
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反対語クイズの答え
(1) 金槌 ←そう来たか
(2) 尉 ←こんな言葉知らん…
(3) 高話
(4) 微熱 ←えっ、平熱じゃなくて??
* この「便覧」には、ただこうやって反対語がぽんぽん載ってるだけでほとんど何の解説もなし。なんか納得しにくいものがあります(-_-;;

なんでも、漢字辞典見てたらそういうのが書いてあったんだけど、どっちも「はんたいことば」っぽくて何が違うのかよくわからなかったんだって。それを聞いていたまたろうは「対照語なんて言葉ないでしょ」とまで言い出す始末。確かに、あまり使わないけど、あるよその言葉は。
(アマゾンで検索してみたら、反対語対照語辞典とかもちゃんとある)
「じゃ、『反対語』と『対照語』を国語辞典のほうで引いてみなよ」と、母は台所から叫んだが…大騒ぎで小学生用の辞典、大人用の辞典、広辞苑まで引いてみて「対照語」なんて言葉は載ってないと言う。だから「反対」と「対照」という言葉なら載ってるでしょう、それからだいたいどう違うのかはわかるでしょう…といいたいけど、結局どう違うのか、やっぱりよくわかんないや(^^;;
「左右っていったら反対? 対照??」
「対照的じゃない??」
「いやだって逆でしょ? やっぱ反対??」
それから、国語辞典の凡例のところを見てみたところ、手元の辞書(ベネッセ表現読解国語辞典)では「対」が「反対語」のマーク、「&」が「ペア語」のマークとある。「対照語」じゃわかりにくいってことかなー。でも、「ペア語」って怪しげな言葉。耳で聞いたら「ペア碁」しか思い浮かばないけど。
「&」の例としては、「天と地」「父と母」とある。わかったようなわからないような…またろうは、「でも、天国か地獄か、って反対じゃない?? 父と母だって、性別反対で反対語っていってもいいじゃん」となおも食い下がる。んー線引きがよくわからん。
そこで辞書本文のほうから、「対」と「&」のマークを探してみる。「対」がやたらついてるのに対して、「&」はあんまりない。でもしょっぱなにあるよ。「ああ」という見出し語に対して「&」は「こう」「そう」だって。「ああいえばこういう」ってことだね。またろうも「うーむ確かに、『ああ』と『こう』は反対とはいえないような」
そうだなー、じゃ、「対」と「&」が両方ついてる見出し語が見つかったら何かわかるのでは?? とページをめくっていき、見つけたのが「赤」。反対語は「黒」で、ペア語は「青」だって。
(以下、発言者の名誉のためボケ側の名前は伏字)
私「赤と黒なの?? 白と黒じゃなくて??」
xx「白と黒って反対ていうかコンストラクトじゃないの」
私「なんだって!? あ、コントラストっていいたいんでしょ」
xx「あ、間違えた。コンストラクターとかいうもんね」
xx「え、スキーのコンストラクターとかの??」
一同「そりゃーインストラクターやがな!!」
またろう「赤と黒が反対なわけならわかるよ。はなちゃん、四神って知ってるでしょう」
はな「青龍、朱雀、白虎、玄武でしょう」
母「(なんでそんなもんを知っている!?)」
ま「あれで、それぞれ守ってる方角わかる??」
は「…東西南北」
ま「だから誰がどれって」
は「…妖界ナビ・ルナの五巻をみればわかるよ」あ、そういうのがあるんだ。
またろうが言うには、朱雀が南で玄武が北だから赤と黒は反対だろうという…ほんまかいな。
ま「でも赤と青ってわかんないな」
母「青鬼赤鬼って感じだけどね」
でも赤と白がよく対になる気もするし。
だんだん混迷の度合いが深まってきて、次に黒を引いてみると
・犯罪を犯した事実があること。「対」白。
・黒字。「対」赤。
あーっ、意味によって反対語が違うんだ! なるほど。
というわけでみなさん、反対語と対照語の違いはわかりましたか?? えっ、よけい混乱した。やっぱりね(笑)
--- (補足) 三省堂の「反対語便覧」では、
特に「反対語」と「対照語」を分けずに掲載しています。でも巻末に反対語の解説というか分類があって、そのひとつとして「意味自体に対立する要素はないのに、反対語として意識される語」があります。これの例として「たて」「よこ」、「公立」「私立」、「洋食」「和食」などが挙げられています。
「反対語便覧」から、反対語クイズ!! 次の語の反対語(として掲載されているもの)は??
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(2) 姥
(3) ひそひそ話
(4) 高熱
* 答えは、記事末尾に(^-^)
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(1) 金槌 ←そう来たか
(2) 尉 ←こんな言葉知らん…
(3) 高話
(4) 微熱 ←えっ、平熱じゃなくて??
* この「便覧」には、ただこうやって反対語がぽんぽん載ってるだけでほとんど何の解説もなし。なんか納得しにくいものがあります(-_-;;