野球の話で恐縮だが、昨日の中日ー広島戦は面白い試合だったが、不安が残る試合になった。初回の前田は、いつもと違った。山本昌も逆転3ランを浴びる。その後の山井、田島は良く頑張ったが、浅尾が崩れた。結果6-6のドローとなった。
BSでアスリートの魂「”一球の重み”を胸に 中日 浅尾拓也」を見た。昨年度中継ぎとして初めてMVPになった。今シーズンは、調子が上がらない。昨日も打ち込まれ引き分けになった。1イニングだけなので、楽勝と思うのだが、実はその影にある苦闘の事実があった。浅尾は、愛知県の日本福祉大学の出身だ。愛知大学リーグでは3部だった。卒業のとき一部に昇格させた。楽天から移籍した山崎は、浅尾の中学の先輩になる。中継ぎやリリーフは、その日の試合の動向しだいで登板が決まる。いつでも登板できる状態を保たなければいけない。そんな毎日が続くのだ。肉体的な疲労はもちろんだが、精神的な重圧に耐えなければいけない。浅尾は、自分は完璧にこだわってきたと言う。しかし、和田の「格好悪いフォームでもいい」(適時にヒットを打つことのほうが大切だ)と言う記事に自分を見直し始めている。目的は何かが問われる。無責任なファンは、「抑えて当たり前」と考えるが、この当たり前が実に厄介なのだ。氷山の一角と言うが、まさに、人の行動や言葉にはその裏にどれだけの「溜め」があるのかが問われている。
話は変わるが「でっちあげ =福岡「殺人教師」事件の真相=」新潮社 福田ますみ 1400 を一気に読んだ。裁判しかも民事なので、刑事とは違い事実認定がはっきりしない結果になっている。仕方のないことだが。事件は極めて想像を超える展開になる。教訓的に言うと、教師と保護者の関係の中でも事実を曲げない(生徒の気持ちを配慮して妥協しない)ことだ。現場は想像するより厳しいと思うので、簡単なことではない。最終的には、教育委員会との争いになる。しかも、お互いに悪いところがありましたねとの判決になる。キーワードは「正直」だ。
話は変わるが「でっちあげ =福岡「殺人教師」事件の真相=」新潮社 福田ますみ 1400 を一気に読んだ。裁判しかも民事なので、刑事とは違い事実認定がはっきりしない結果になっている。仕方のないことだが。事件は極めて想像を超える展開になる。教訓的に言うと、教師と保護者の関係の中でも事実を曲げない(生徒の気持ちを配慮して妥協しない)ことだ。現場は想像するより厳しいと思うので、簡単なことではない。最終的には、教育委員会との争いになる。しかも、お互いに悪いところがありましたねとの判決になる。キーワードは「正直」だ。