千曲川の流れのように

年金生活者の徒然

台風

2007-09-08 | Weblog
 台風が「再上陸」したという.再はなかなかのものだ.再現は同じものを表す言葉だ、とすると「再上陸」は鹿児島に上陸し、再び福岡に上陸した場合は同じ九州なので「再上陸」でもいいかなと思う.でもね、次の台風の上陸が四国だったら、ちょっと違和感がある.そこが日本語の難しさである.再上陸の主語は「台風」だ.台風が、四国に再上陸した、は違和感がない.もっと、分かりやすい言葉は、『再就職』だ.決して同じ会社の就職するわけではない.この再就職と再上陸は同じ使い方だ.なんとなく納得していただけましたか.ところで、長野県のFM放送で、「台風は北海道方面に遠ざかって行きます」と言うが、全国放送ではそうはいかない.どこを基点としているのかによって、表現は変わる.どちらもラジオを聴きながら、知識として得たことと.拙者が感じたことなのだ.
 明日は『管役』で朝が早い.
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村人の知恵

2007-09-04 | Weblog
 「日曜日の朝6時に集合」になっていた.日曜日くらいは、ゆっくりと朝寝坊を楽しみたいのは人の常だ.でもね、村では、日曜日の朝が一番集まりやすい時間帯でもある.つまり、働きに出ている若い衆はこの時間帯なら集合する事ができる.日中や夕方、ましてや土曜日は会社勤めの方もいる.誰もが納得しての集合時間なのだ.
 田んぼや畑の作業もひと段落している.もう少しすると「稲刈り」が始まるのだが、今の時期はまだ余裕があると言うことなのだろう.村上大国魂社の「秋祭り」は今月下旬の土日に決まった.9月2日、日曜日の朝6時に集合し参道と境内の草刈が始まった.草刈は手馴れたもので、1時間足らずで片付いた.もうひとつ厄介な仕事がある.祭りに立てる幟の支柱が、長年の風雪の中で損傷していている.これの修理だ.支柱のつくりはきわめて工夫されている.こんな具合だ.高さ20mほどの支柱がある.これを第一の支柱としよう.当然、先に行くにしたがって細っていく.この先に第二の支柱をかぶせていく.接するところは、鉛筆にキャップをはめた状態になる.つまり、第二の支柱は、第一の支柱との接点がくりぬかれている.約1m位か.ここが重要な工夫である.幟を立てたとき、風が吹くとその風任せに、支柱が廻るような仕掛けになっている.風に対し、抵抗を分散できる仕組みだ.こうなっていないと、風の力が支柱に集中し、折れてしまう.回転することで、何事もないように幟を立てることが出来るのだ.さて、厄介な事とは、第一の支柱の最上部が腐りかけている事だ.鉄板と針金で補強はしてあるが、すでに支柱の役目を果たしていない.皆で知恵を絞り、鉄板と支柱をビスで固定する事にした.人間で言えば、骨折した時の手術のようなものだ.概ねこの手術は成功した.ただ1点不都合が起きた.ビスが支柱の直径より長いところが2ヶ所あった.はみ出した部分を切断しなくてはいけない.ここで使用したビスは鉄板用のビスなのできわめて硬度が強い.また皆が知恵の出し合いをした.修理が得意な仲間が月末までに「何とかしましょう」と言う事になり、一件落着した.村では、得意分野を持つ職人が、どんな時にも何人かいる.職人は自分の技を使い、村人の困難をたやすく解決していく.場面によって、出番の職人が違うのも村の良いところだ.
 心地よい汗を流した日曜日の朝となった.
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