千曲川の流れのように

年金生活者の徒然

もやもや感

2007-04-19 | Weblog
 最近「食用油」が値上がりしている.背景は、ヨーロッパの菜種は「バイオディーゼル」の燃料として、アメリカのコーンは「エタノール燃料」として加速度的に生産量を増やしているからだ.確かに自然に優しい施策と考えられる.でもね、何か違うような気もする.当然、投機の対象となり、価格はどんどん上昇する.人間や家畜の食料が減り、燃料化が進む.燃料自体を減らそうと言う動きにはならない.特にアメリカはその傾向が強い.専門家は日本では農地での活用ができる大きな転機、チャンスだと言っていた.(NHKクローズアップ現代)確かに、国際的に価格が上昇する事で、日本での生産物は価格対抗できそうだ.何か府に落ちない.
 このもやもや感はなんだろう.
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春まつり

2007-04-17 | Weblog
土曜日と日曜日は、村の神社の春祭りだった.以前育成会長のとき、神事にお呼ばれしていたので、経験はあったが、今回は氏子総代としていろいろな準備があった.土曜日は朝6時に神社に集合し、幟を立てなくてはいけない.皆始めての経験だった.昨年まで、氏子総代長だった方に手順を教わりながらの作業となった.柱は当然の事ながら杉の木.長さは20m程?か.土台はコンクリートで柱を入れる穴が開いている.そこに土台を支えるパーツを組み込み、ロープで引き上げる.仕組みとしてはなかなかうまくできている.先人の工夫には頭が下がる.凡そ30分程度の作業となった.その後、参道を登り、神社のお掃除となった.年に2回のお祭りの時にしか掃除をしないので、かなりの汚れだ.8時頃には終了となった.夕方、公民館に行くと、春の大嵐(強風)のため、幟が傾いていると言う.早速、神社に向かい、真っ直ぐに立て直した.それにしても、この日の風は尋常ではなかった.当日の行事は、夕方から、神楽保存会の方々による獅子舞の奉納がある. 村の三ヶ所でそれぞれ30分程度、獅子舞の奉納を行う.奉納場所には、地域の方がお神酒と乾きもののつまみを用意している.氏子総代は提灯を持つ.前後には大提灯がつく.これに火を灯すのが一苦労だった.最後は神社での奉納となる.7時半から始まり、最終は9時半を過ぎていた.無事、奉納を済ませ、公民館に戻り、神楽保存会の接待を受ける.もちろん日本酒の冷酒だ.10時を回り早々に退散させていただいた.
 翌日は7時に公民館に集まり、お供え物を三方に供える.米・お神酒・魚・野菜(大根)・塩・水・お菓子・果物などだ(これを神饌と言うらしい).しばらくして、神官が見え、樫(榊で作るのが通常)で玉串を作る.神官、氏子総代長の順で公民館から村上大国魂社に向かう.三方は持ちにくく、落とさないように注意を払いながら、行列は進んでいく.神社に着き、40分ほどの神事を執り行う.詳しくは、後日としよう.その後、公民館で直会(なおらい)、つまり宴会が始まる.朝からのビールはなかなか勧まない.11時ころ家に戻ると、一気に疲れが出て、バタンキュウ.夕方5時に集合し、幟を下ろしたり宮の後片付けを行い春祭りは終わる.
 それぞれにしきたりがあり、興味深い.2年間の役(氏子総代)なので、後3回祭りを経験する事になる.いろいろな事を経験し、年を重ねていくのだと思う.(村の長老はそうして、知恵袋になったのだ)
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統一地方選挙(県議選)

2007-04-10 | Weblog
 今回の県議選の「開票状況速報」を見て、選挙管理委員会に問合せをした.選挙管理委員会が出す「開票状況速報」に票数が小数点以下の数値がある.マスコミではそこまでは報道しない.なぜ、小数点以下の数値が発生するのかと言う疑問が生まれる.仕組みは、同姓や同名の立候補者がいた場合、どちらとも判別できない時は、1票をそれぞれの候補者に按分する.按分の仕方までは分からないが、最後にそれぞれの候補者の得票数を確定しその割合で按分するのだと思う.そうしないと、整数÷2は0.5か0にしかならいないからである.(拙者の推測だが)したがって、小数点3桁までが得票数となる.精神は、有権者の大切な1票を無効としないと言う考え方からだ.推測では、小数点での当落の事実はないと思うが、前回の県議選では1票差での当落が実際にあった.こうした場合、1票の取り扱いについて正確に定義をしておく事は大事だと感じた県議選であった.今回長野市の場合は、少し厄介だった.太田まさたか氏と西沢まさたか氏、和田あき子氏とわだとおる氏と2組の同姓、同名の立候補者がいた.4名の得票数は、全員小数点以下3桁の得票数になった.結構、珍しい現象だと思う.他に茅野市でも、石田隆氏と松山たかし氏の同名の立候補者がいた.ちなみに、女性の県会議員が11名となり、構成比で19%は全国1のようだ.
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集中すると言うこと

2007-04-04 | Weblog
○6中日―巨人3●
 久しぶりのドラゴンズ情報.先週末からセントラルが始まった.とりあえず、3連勝.今日の時点で、4勝1敗と幸先の良いスタートだ.森野が良い.終盤の強さが光った今日の試合だった.
 集中すると時間が経つのが早い.楽しい時も時間が経つのが早い.と言うことは、集中している時は、楽しい時と言えないだろうか.逆に、楽しいときは集中しているとも言える.この事を仕事に中で実感できる瞬間がある.振返ってみると、疲れていないし(気持ちも身体も)清清しい.この瞬間(実は時間の長さではないのだが)は外的に作られるのではなく、内的(自分自身で)に作られるのだ.この事実は注目するに値すると感じている.働くことの意味を探る上でも.そんなことを感じた一日だった.
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白い花が好きだ

2007-04-01 | Weblog
「白い花が好きだ」は新田次郎のエッセイ集だ.いつもこの季節になると、千曲市の国道沿いのこぶしの白い花が春を告げる.こぶしの白い花は、可憐と言う言葉が似合う花だ.拙者が好きな花のひとつだ.アマゾンで調べたら、この「白い花が好きだ」は古本でしか手に入らない.拙者の本は何回の引越しの際、どこかにまぎれてしまい、今は手元にはない.古本を購入しようか、図書館で探そうか迷っている.
 著者の新田次郎は、山岳小説、歴史小説を得意とした.拙者はどちらかと言うと山岳小説派だった.昨年大ベストセラーになった『国家の品格』の著者、藤原正彦は新田次郎の息子だ.正彦氏の「国家の品格」はどうも拙者の波長とは違う予感している.だから、未読だ.また、「流れる星は生きている」の藤原ていは、正彦の母親だ.新田家は諏訪を故郷としているので、拙者が興味を持ったのかもしれない.落ち着いたら、新田次郎の小説を読み返してみたいと思う.
 以前書いた伊勢神宮の遷宮のはなしだが、昨日の氏子総代会で報告があった.遷宮の総費用は500億円.うち全国からの寄付は200億円を予定しているらしい.今まで、余り身近ではなかった神社だったが、拙者の想像を超えた規模で市民の中に浸透している.ある意味では驚きだ.昨日は春祭りの礼儀作法の研修を受けた.作法は、人の動きを自然の流れに同期している.近代化はある意味では自然の流れに逆らう無理を強いているのかもしれない.
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