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義妹のジョアンとモールへ。ジョアンの娘ジェードがストローラーを奪って押そうとするので、
「子供用のストローラーを買ってあげれば？」とジョアンに言った。
そこでモール内にある、おもちゃ屋さんへ行ってみようってことになったのだ。
ジェードとアヤは、小さなピンクのストローラーを押して、店内で大はしゃぎ。
エリカはストローラーにすぐ飽きたのか、我がもの顔にほかのオモチャを物色。
車みたいなのに、乗ってみたり。オモチャの携帯電話をさわってみたりと、
すでに店のオモチャで遊んでいる。
しばらく、ジョアンと思案した。
「こんなの買って帰ったら、家で邪魔になるよね～」
二人で考えること10分以上。「モールに来たら、うちはいつでも破産する」とジョアン。
「じゃー私も買うのやめようかな。本物のストローラーだって14ドルで買えるのに、
オモチャが10ドル」
ワインなら10ドルなんて、金をばらまく勢いで、
平気で払うのに、なぜかオモチャとなるとケチな私。
「さすがに二台あったら、邪魔だから
エリカは、遊んでないし、アヤのだけにするわ」と、デニスにはパワーショベルを
買ってあげ、エリカにはクマのオモチャを買ってあげた。
家へ帰ったら、案の定、
一つのストローラーをデニスまで加わって3人で奪い合い。
エリカが泣き喚き、アヤがジダンダをふむ。しかもエリカ、
オモチャのストローラーに座ってるし。
「ほら、そこに座ったら、布が外れるでしょ。これは、オモチャなんだから
エリカが座ったらダメなの！」叱っても叱っても、座ってるし。
あ～～～、もう、楽しく遊んでもらうためのオモチャが、
こんないざこざを生むくらいなら、いっそのこと捨てたくなってきたぜ。
これは祐ちゃん？
乳母車 DVN-132
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夕食に刻んだキャベツが残った。
ラップのかわりに、紙皿をふたにしたボウルに入れて不安定な位置かなとは
思ったが冷蔵庫の中へ。
レイが、ボトルの水を出すときに、グァラグァラグァッシャ～～～ン！と、音をたてた。
「ダッド、なにか落ちたよ」デニスがレイに言ったら、
「これは、俺のせいじゃない、マミーの責任だ」
「うわぁ～ダッドがメス（MESS汚してる）してるよ」デニスが私のところへ言ってきた。
なにをメスしてるのかな？と思ってたけど、エリカとアヤの対応で忙しくて無視。
あとからキッチンへ行ってみたら、広島風お好み焼きを焼く前みたいに、
千切りキャベツが二つの輪になって床を彩っていた。
すでにレイはベッドルームでふて寝。
落とした奴が悪いのに、置いてる位置が悪かったなんて言いがかりじゃい。
このまま私が黙って片付けるのは、悔しすぎる。
「レイがゴキブリにエサやってるのかと思ったから、片付けなかったわよ」と、
次の日まで、置いておこうかなどとも考えたが、
結局、ちょこっとだけ残して片付けた。このちょこっと残してってのが微妙。
明日の朝、レイに「ゴキブリのエサ」ってセリフだけは言っておきたいからかな。
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アメリカのデパートには置いてないぞ。
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またしても雨。家にいても、野山にいると勘違いしている3名のターザンに大暴れされて
イライラするので、モールへ。
3名のターザンは、モールでウォ～ヲォ～ヲゥ～！と奇声を発して大活躍。
知らないブラックのオバちゃんたちに人気を得ていた。
まずターザン放し飼いってことで、モールに用はない。とりあえず
夏の服しかもっていないので、秋用ターザンらの服を物色していた。
ターザン1名は睡眠中だったが、2名がしびれを切らしたのか
そこいらじゅうを駆け回り、転がり、
ハンガーにぶら下がったりと、野生に戻ってきたため断念。
小物は危険だから、ターザンらが破壊できないアメリカの大型洗濯機を見学。
ところがエサを与えないと、ビィ～ビィ～ギャーギャー、アップルーアップルーなどと、
アップルジュースちょうだい攻撃。
仕方ないのでマックでフレンチフライにアップルジュースを与える。
こんなジャンクで、10ドル超えるってどういうこと？
3名のターザン持ちは、あらためてエンゲル係数の高さに驚愕するのだった。
まずいコーヒーを飲みながら、のんびりしてたのに、
ターザンが腹をふくらませてくると、しつこさが増してきた。
「マ～ミィ～！デニス、ケチャップが好きよぉ～」
ターザン1名が覚えたての言葉みたいに、
何度もくりかえす。「そうねぇ～、マミーもこのケチャップの味が大好きさ」
調子にのって何度も何度もくりかえす。
「マミーもケチャップ好きなの～？デニスケチャップ好きよぉ～」
「はいはい」
「デニスケチャップ好きよぉ～。マミーも好き？」
「っるっせ～～～！そんなに好きやったら、黙ってケチャップだけなめとれ～！」
思わず怒鳴ってしまった。
エリカとアヤは、アップルジュースをしつこく飲んでいた。すでに空のパックを
エリカが歩きながらまでチューチュー。私が取ろうとするだけで、泣きわめく。
「デニス、エリカのアップルジュース捨ててきて」
デニスはターミネーターのように、冷酷にエリカからパックを奪い
ゴミ箱へポイ。
泣きわめくエリカだが、ターミネーターデニスは冷静なまま。
「エリカちゃん、ちゃんと手をつないで歩くよ」
なるほど、ターザン1匹の使い道が一つ開けた。
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私のブログ「抱腹絶倒！NY育児日記」は、サイト訪問者も多く、個人でやってるのに
企業でやってるサイトよりもヒット数がある。
スーパー大道にいても、まるでジュリーが歩いてるみたいに、
知らない人から声をかけられる私。
「私も有名人になってるのねぇ～もはやNYで、私を知らないとモグリって感じよ」と
鼻高々に、我ながら関心してると、
いつでも、「有名でもさ、金にならなきゃー意味ないよ」とレイに言われる。
アメリカ人って、成功をお金で換算するからなぁ～。
お金持ちになるためってことを考えると、ブランドものや、宝石とか身に着けてた
ほうがよいのか？
そのほうが、金が寄ってくるなんて言う占い師もいるわけだし。
「ところで、ジョアン（レイ弟の嫁）。このプラダのバッグは、いくらぐらいしたの？」
と、大きな偽ダイヤモンドのリングをつけてるジョアンに聞いてみた。
「ヒロエ、知ってるでしょ。私が本物買うわけないって。
チャイナタウンよチャイナタウン」
偽物でも、ゴージャスだったら、お金は寄ってくるのかなぁ～。
今度、日本に帰る際には、自分用にコーチのバッグを買おうかとか思ってたのだが。
やっぱり入手先はチャイナタウンか？？？
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これ欲しい！
インイヤモニタ/イヤホン E2C-J
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レイのママがひさびさに夫婦二人の時間をくれた。
ウエストビレッジあたりまでくだり、ワシントンスクエアでブラックの
マジシャンを見て大笑い。
子供をマジックに参加させるときのジョークとかが、
「はやくこっちへおいで、そんな怖がらないで、マイケルジャクソンじゃないから」だって。
火を使ったマジックのときには、
「子供たちは火を使ったりお家では絶対に真似しないでね」って言ったあと、
ボソボソっと、「学校だけでね」なんて英語じゃないとニュアンスが伝わらんかもしれんけど、
期待をうらぎらないジョークの連続で、スタンドアップコメディー見てるみたいに笑えた。
せっかくダウンタウンに来てるんだからと、レイのコリアンバーベキューディナーは却下。
よく行くカレー屋Cafe Spice で、大満足！
Cafe Spice
72 University Pl, New York 10003
Btwn 10th & 11th St
Phone: 212-253-6999
ワシはワインも入って、車の中でぐっすり寝ていた。
と、グワッシャァ～～～ン！というものすごいクラッシュの音で目がさめた。
ドキドキドキドキ心臓が口から飛び出しそうだった。
レイまでまさか、居眠り運転して、隣の車線の車にぶつけたのか？
って心配したから。
「隣のやつにぶつけられた！」レイがクラクションを鳴らしていた。
「どの車？」「前方横に走ってる青いSUV」
「なんで止まらないのかな？ぶつけたくせに」
「逃げるつもりだ」ハイウェイをおりていくSUV。
私たちは、刑事ドラマみたいに、その車の後を追った。
「ナンバーを控えておいて」
私は即座にペンを手に取り、ナンバーを控えた。
ハイウェイをおりてから、ポリスにすぐさま電話。
車は、右半分に傷がついていた。ボコボコになってなかったし、ワシらが
生きているってことは、不幸中の幸いなのか。
ポリスが来てから、事情を説明。「きっと酔ってたんだと思う。フラフラしてたから、
まっすぐ走りだしたので、はやくこの車から離れたかったし。
左側の車線から追い越そうとしたんだ。
そしたら、右側の車線からぶつかってきた」とレイ。
私もウィットネスだからと、ポリスレポートを書かされた。英語の文章なんて
めったに書かないから、小学生レベルだったかも・・・。
いざって時のために、英語の文章書く練習は、必要やね。
それにしても家の車って、なぜこんなに当てられるんだろう？
過去に当てられた車のはなし（ハーレム日記より）
今回も、レイは新車だからって、大切に乗ってたのに、結局、傷だらけにされて
しまった。
日本みたく交通安全祈願やらないからかなぁ～・・・。
ちなみに、ポリスの車についているコンピューターで、すぐに犯人はわかった。
ナンバーで車種や持ち主と住所がわかるんだから。車に乗っていて、
悪いことはできないぞ。
踊る大捜査線 番外編 初夏の交通安全スペシャル PCBC-50071
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リリーフランキーさんの著書「東京タワー」を読んでるうちに、徹夜してしまった。
私も北九州出身なので、方言が心地よい響きだった。
なんといってもヤクザなオヤジと、福岡のケナゲなおっかさんはステキだった。
なにをやってるのか謎の父ってところが、さすが北九州の男だ。
デニスが日本人以外の女性と結婚したいっていったら、
礼儀作法をコンナ本買って学ばせるかな。
知って安心!礼儀作法 KIBE-49
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アラスカにビジネストリップしていたＪ氏宅にて、イクラをいただいた。
イクラをほおばるくらいに口に入れて食べれる、この幸せ。
プチプチとあま～い卵。
も～止まらないんだニャー（ポケモンのニャース風に）
「きっと成長したら、ものすごい数のシャケになってたろうに。シャケ君ごめんなさい」と
わびながら食べる。
手土産までいただいた。家でも、炊き立ての白いご飯に、
ご飯より多いイクラ。
イクラの上に白いご飯がのってるみたいな状態。
子供らに気づかれないよう、見えないように隠れて食べたし。
贅沢させていただきました。
かなり気になる英会話の本だな。
おやじシリーズ「おやじの活力 男の使える英会話」 MKO-029
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デニスのクラスメート、ルークの誕生日会。
ルークのパパは、日本で5年英会話教師をやっていたことのある人。
そしてルークのママのほうのおばあちゃんにも、日本人の友達がいるという、今年は
10月に日本に行くとエキサイトしていた。
日本と縁のある方たちだ。
突然、「ヒロエは、日本に帰りたいとかって思わないの？」とルークのパパから
聞かれた。
「家族がこっちに会いにきてくれるから、
日本が恋しいって思うことはないなぁ～。
たまに本物の日本食を日本で食べたくなるから帰りたいって思うことはあるけど」
と答えると、「日本の友人は？」
「たしかに日本にいる友人とかには、会いたい」
いつも私が母に言っているのは、もし離婚したとしても日本には帰らないかなって
ことだ。日本って、40過ぎの女にはホープレスだよなぁ～。仕事もないし。
アメリカにいれば、仕事はキャリアがあって、職を選ばなければ、
なんとか見つかるだろう。
けど、日本に帰っても、仕事はない。
子供3人抱えた、ババアに再婚なんて、不可能だろうし。
ルークのパパが日本の話を続けた。
「僕は5年間も日本にいたのに、男の友人ができなかったんだ。
日本人って保守的だからかな？女の友人や、特にガールフレンドはすぐにできる
んだけどな」
「たしかに、私のアメリカ人の友人も日本にいるけど、日本の女性とばかり
つきあってますね。男の友達は日本にいるアメリカ人ばかり」
「きっと言葉の壁もあるのかな」
「そうかもしれないですね。日本の男性は英語が苦手な人が多いから」
「ヤクザの友達はいるんだよ」
「へっ？ヤクザって、マフィアのことですよ」
「もちろん知ってるよ。ヤクザだよ」
いつも妙な感じの人だなぁ～って思ってはいたが、
ルークのパパって、なぞな男だわい。
日本人のガールフレンドをいっぱいハベらせた
ヤクザと友達のアメリカ人男。
そりゃー日本の男性は仲良くできないよなぁ～・・・。
かなり気になる英会話の本だな。
おやじシリーズ「おやじの活力 男の使える英会話」 MKO-029
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