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さて、日曜日もまた双子をレイに預けてお出かけ。
といっても、レイママのいとこがジャマイカから来てるので、ピンキー（いとこの嫁）
をつれて観光がてら、義理妹のジョアンが行きたがっていたチャイナタウンへ。
男は子守、留守番。
デニスは連れて行ったし、
うちの車を出したので、私が片道１時間ほどドライブして行った。
まず驚いたのが、チャイナタウンに行くのに「みんな食事してきた？」とマムに
聞かれた。
普通、チャイナタウンへ行くなら、食事はチャイナタウンでって思うのが
日本人の発想なんだけどさ。
「じゃーダンキンでドーナツ買って、車の中で食べよう」とジョアン。
ドーナツ？？？
チャイナタウンときたら、飲茶だろぉ～～～がぁ～～～。とも思ったけど、
私くらいしか飲茶に興味なさそうなので、ダンキンで我慢した。
チャイナタウンに到着。
ジョアンの目が獲物をあさるハイエナのようにギラギラと輝く。
「さぁ～友達にバッグを買わなくちゃ」
ストリートで「グッチ、プラダ、コォーーーチ」と客引きしてる
オヤジに声をかけられて、店の奥へ。
売りとばされるんじゃないか？（もう年くってて売れないけど）
ってくらいに狭くて暗い階段をのぼっていく。
３畳ほどの狭い屋根裏みたいなところに、
売り場のチャイニーズの姉さんが３人。
そして壁を見回すと、
なんとそこには、グッチにビトンにコーチにプラダのバッグが
キラキラ輝いているではないか。
ジョアンは友人に頼まれたクロエのバッグ（コレと同じ）を買うという。
クロエ？なんて聞いても
欽ちゃんとスター誕生で活躍していたクロベー？
フランダースのアロア？ワシはそれくらいしか思いつかない。
「４０ドルよ」と軽く言った売り子さん。
本物なら２０００ドルはするらしいバッグが、たった４０ドル。
ワシは、４０ドルなら安いし、さっさと買おうよと思っていた。
「高い！」とジョアンが一言。
へ？高いの？？？
ケチなワシよりも、もっとケチなこの親戚軍団に驚く私。
「ほかの店を回ってくるわ」とジョアンは、そそくさと階段へ。
「だったら、いくらなら買う？」と売り子。
「３５ドルよ。それしかお金ないもの」とマムがいきなり横やり。
「４０ドルから下げられないわ」と売り子。
私たちが階段のところまで行くと、売り子があわてて近づいてきた。
「３８ドルでどう？」
「３５ドルしか払えないって言ってるでしょ」マムが、さらに大声をあげる。
「ＯＫ、じゃー３５ドルで」
ジョアンは、財布から、さっと４０ドルを出して買っていた。
あれ？マムの話によると、３５ドルしか持ってなかったのでは？
とにかく、５ドル値切って買ったのだ。
これがチャイナタウンでの買い物の流儀。
レイに話すと、「５ドル値切って、たったの５ドル値切って
なにが嬉しいんだ？」
男にはわからん心理らしい。
ワシも、４０ドルなら安いって思ってたので、５ドル値切って買ったことに
ちょっと不思議だなと感じてしまった。
バッグの買い物が終わると、チャイナタウンの安い魚を買って
帰路へついた。
ワシの収穫は、安いアサリとヒラメ。
チャイナタウンまで１時間もかけてドライブして、
なんだか寂しい買い物だな。
今度は、ビトンのバッグでも買おうっと。
もちろん値切るぜ！
アキバの流行、メイドカフェの取材を
ビデオで見た。レイが、なんじゃ？これ。
と驚いていた。でも、東京行ったら
メイドカフェにワシは行ってみたい。
電車男DX～最後の聖戦～(仮) PCBC-51116
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