抱腹絶倒!NY育児日記

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シュレック3が語るのは「自分らしく生きる!」ってこと

2008-08-22 12:30:55 | ぜ~んぶ見せます!
子供たちをつれて野外で映画「シュレック3」を観に行った。

何人も友人を誘ったが、「シュレックのキャラデザインが気持ち悪いから嫌」とか、
「下品だから嫌」とか、

日本人ママや友人に不評。

仕方ないので、一人で子供3人を引き連れて会場のケンシコダムへ。
映画見ながら、芝生の上でビールもワインもなし。。。

NYも8月下旬で夜は冷える。
大きなブランケットの敷物とカバーも持ってきておいてよかった。

カバーにくるまって暖をとりながら、映画に夢中な子供たち。

夜の9時をまわったので、

「そろそろ帰りたい?」って聞いても、
NYで一番でっかいスクリーンだといわれる映像から目をはなさない。

わがままもケンカもなし。

いやはや快適じゃないか。

やっぱ、ここにビールがあれば最高だったな。

私に言わせれば
シュレックのよさって、ブスなカップルが主役ってところ。

ブスが主役だなんて、
日本のアニメじゃーあり得ない。

「アニメの中くらいは、綺麗な主人公で夢を見たい」って
友人アキちゃんも言っていた。

ついでにシュレックってアクションシーンとかは、突飛だけど、
話のベースは現実的。

今回3話は、
高校で「ルーザー(負け犬)」って呼ばれてる
男の子アーサーを王様に迎えようってストーリ。

自分はルーザーだからって王様になりたがらないアーサーに、

シュレックが、
「まわりが何を言おうとも、自分がそれに同調しないで、自分自身が
どうありたいかを見つめることが大切なのだ」と、彼に言い聞かせる。

つまりルーザーだと周囲に言われたからって、自分自身をルーザーだと
認める必要はない。自分がどうありたいのか、
自分らしさを大切にするってことなのだ。

日本のアニメだったら、あらゆる手段を使って
からかう奴等から逃れたり、滅ぼしたり、諭そうとするだろう。

日本人は、人と同じ横並びでなければいけない社会だから。

しかし、世の中には、いろんな人間がいて、
どこのどんな場所でも、広くても狭くても、どの世代でも、
からかう奴等はいなくならない。

そこで、自分らしく自己主張しよう!ってところが
アメリカ的だなぁ~って思えた。

まさに私が子供たちに、「周りに無理に合わせる必要はない。
自分らしく生きてほしい」って思ってることを
シュレックがわかりやすく伝えてくれるのである。

私はシュレックのナンセンスなジョークを気に入ってるから
シュレックが好きなのだって思ってたのだけど。

こういう人間性に惹かれていたのだな~。

子供たちもシュレックファンでよかった。

と、つかの間の喜び。

子供たちに帰り道、車の中で見どころ聞いたら、

「ドンキーの顔がシュレックのベイビーになってたシーンが
好きだった」とデニス。
 
「エリカも」

「アヤはシュレックが好き」

って、かなり的を得てない感想だった。

シュレックからは、まだ何も悟ってないのだなぁ~。

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