抱腹絶倒!NY育児日記

ご存知ハーレム日記の弘恵ベイリー、NY郊外で育児とライター業に大奮闘!NY関連の執筆、調査依頼いつでも可能です。

5歳の息子にもらった初めてのご褒美

2008-03-08 15:31:55 | ぜ~んぶ見せます!
NJの三省堂へ行って、子供たちへ日本語の読み聞かせの本や
普段買ってあげられない幼児雑誌をまとめ買い。

芥川賞の作品も掲載されている文芸春秋は、私用。

日本で買う値段のほぼ2倍なので、100ドル近くになった。

これも日本語教育のためだと腹をすえて
カードを渡す。

母からよく、「教育にお金をかけることを惜しんではだめ」と
言われてきた。

でも母に教育にお金をかけてもらっても、
こんなショボく育ったワシである。

っつーかー、母はお金のかけ方を
間違っていたという気もする。

ある時なんぞは、そもそもセールスマントークに弱い母であるが、
またセールストークにやられてしまったのだろう

家宝にするのだと、図書館にしか置いていないような
原色日本の美術を購入した。

仏像とか金閣寺やお寺の写真を見てくつろぐなんて、寺社仏閣に興味のない
一般人は滅多にやらないと思っていたが。

案の定、買った当初に数冊を
一回ペラペラと見ただけで終わってしまった。

唯一、仏像の特徴などを書かなくちゃーならなかった
大学の美術のテストには重宝したけど。

今では、全巻で235,620円っていうこの本も、ホコリをかぶったり
雨漏りの水でしみを作ったり。タンスの肥やしだ。

ま、そんな昔話は置いておいて。

デニスらは、幼児雑誌で大はしゃぎ。
私の選択は間違っていなかった。
いつもボロボロになるまで読むのである。

そして付録なども組み立てて楽しんだ。

日本の雑誌の付録って、製品としてさすが高品質。

今日からは寝る前に読書会。
子供たちは幼児雑誌、
そして私が文芸春秋を読んでいた。

すると、デニスが一言。

「マミーもお勉強しているの?」
「うん、まあね。そんなところかな」

「じゃー、マミーにも、このステッカーをはってあげるよ」

「ありがとう!うれしいな。じゃあここに貼って」

デニスから私のお勉強に、ご褒美。

というわけで、文芸春秋の表紙に
ハムスターのわーい♥ て万歳しているシール。

富士山の絵が描かれている文芸春秋の地味な表紙とアンバランスな
銀色に輝くハムスターのシール。

このミスマッチ、かなり気に入った。

NYフリーペーパーDaily Sunに隔週、私のコラムを執筆中です。
あなたのワンクリックが読者増につながり、私の出版の夢をかなえてくれます。
ポチっと毎日ワンクリック!ランキングアップに、ご協力ください。