抱腹絶倒!NY育児日記

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招き猫ちゃんがお亡くなりに・・・

2008-02-14 14:01:50 | ぜ~んぶ見せます!
ネットでアメリカのティーンたちの
トップアイドル、ハンナ・モンタナの映像を見ていたら、
「ギャーッ」と子供たち三人の悲鳴が聞こえた。

ねこ鍋じゃないけど、アヤとデニスがコンパクトになって
キャビネットの引き出しに入っていた。

そしてそのままキャビネットは、
二人の重さに耐えられなかったのか、
スローモーションで倒れていっていた。

「ウォッーッ」オヤジのような野太い声をあげながら
ワシは立ち上がった。

そしてキャビネットが横倒しになるのを止めようとしたが、
そのままガラガラガラガラガッシャン!と
斜めになった。

テレビがのっかっているスチールの
枠があったからよかった。

それでキャビネットは完全に倒れずにすんだ。
倒れていたら子供たちは大怪我していたぜ。

すぐさまアヤとデニスを引き出しからおろす。

「マミーごめんなさい。ごめんなさい」

デニスは、数メートルはなれて
謝り続ける。

もはやワシの怒りは沈黙に変わっていた。

被害にあったのは、
キャビネットの上にのっていた私の大切にしていた
招き猫。

ハーレムのストリートで
捨て猫だったコイツを拾った。

シングルの頃からコイツと暮らして、
かれこれ8年以上になる。

チャイニーズのファーストフード店にでも置いていたのであろう
コイツが我が家に来てからというもの。

ライターの仕事が決まったり、出版や結婚が成立したり、
子宝に恵まれたりと福を招いた。

独身時代にも組み立て式のキャビネットが倒れたことがあったのだが、
そのときには、不幸中の幸いで
コイツの手だけが、ちょっと傷ついただけですんだ。

招き猫なのに、招いている手が、
クレージーグルー(アメリカ版アロンアルファーみたいなの)で
接着されていたのだが。

捨てることはできず、
引越しの際にも、もちろん連れてきた。

今度の新しいお家へ行くときも、
一緒だよ!なんて思っていた矢先にこれだ。

今回のキャビネット転倒で、見事に後頭部を強打し
破損。

涙。。。

コイツの供養のためにも、
はやく新しい招き猫ちゃん飼わなきゃなぁ~。

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