抱腹絶倒!NY育児日記

ご存知ハーレム日記の弘恵ベイリー、NY郊外で育児とライター業に大奮闘!NY関連の執筆、調査依頼いつでも可能です。

新築の家が当たり前の日本とちがってアメリカは改築

2008-02-09 18:59:26 | ぜ~んぶ見せます!
鍵をゲットして新しい家に入った。

アメリカで新しい家。

っつっても、
新築じゃーないからクサイ。

なんか臭うじゃないかぁ~~~っ!

レイマムと、地下のドアを開けてみたら

もあ~~~っと、ガスのような臭い。

このボロ屋、本当に大丈夫か?

「このクローゼットのドアも、このクローゼットのドアも
使えないわね。取り替えなきゃー。

あと全部ペイントやり直しだし。

天井もやり直してもらわなきゃね。」とマム。

使えるところがないじゃないか!この家ときたら。

「でもキッチンはやり変えたばかりみたいだから、
このまま使えるわね」とマムが続ける。

マムはメキシカンの安い大工さんジョージを知っている。

ジョージっていえば、子供のカートゥーン番組で出てくる
キュリアスジョージのサルしか想像がつかない。

しかもビルやアパート建設の親方だった父を持っていた私には、
ジョージが本当に信頼できる大工なのか、かなり不安。

ジョージ本当にペイントをムラなく仕上げるのかなぁ~・・・。

日本家屋とちがって柱もない家だけど、天井の角度を変えたら
屋根が落ちてこないのかなぁ。

ここの壁を壊してしまってベッドルームを広くするって、
この壁がなくなったら家が倒れてしまわないのか?

私の心配のかたわらで、
デニスやエリカやアヤは、すでに
トラの子のようにクルクルと輪をつくって走り回っている。

ようやく下の階の人がいないから「走り回らないで!」と
叱らずにすむなぁ~。

肩の力を抜いて、温かく見守る私。

あぁ~なんたる幸せ。

それは子供たちも感じることだろう。

って、

すでに、

グランマから「マミーと大事なお話してるんだけど、
うるさいから走り回らないで!」
叱られていたけど。

ついでに、

アヤにキックを入れていたデニスは、
ジェントルマンが何たるかも
グランマから説明を受けていた。

「ジェントルマンは、レディーにキックをかましたりしないのよ!
レディーには、いつでもナイスにするの」

ジェントルマンなデニスは、
黙ったまま脹れていた。

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