抱腹絶倒!NY育児日記

ご存知ハーレム日記の弘恵ベイリー、NY郊外で育児とライター業に大奮闘!NY関連の執筆、調査依頼いつでも可能です。

ゲイの小児科医

2005-01-13 01:27:02 | ぜ~んぶ見せます!
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いつもは、マンハッタンの小児科に行っていたのだが、はじめてホワイトプレーンズで
小児科に行ってみた。やっぱーマンハッタンまでドライヴするのは、大変だし。
やはり郊外の小児科の方が、来てる人たちも互いに世間話をしたりして、なごやか。

すぐにドクターが出てきた。あれ?白衣も着てないぞ。白人で、アナウンサーになれ
そうなくらい饒舌で、男前なドクター。「おや、双子だね。こっちがアヤで、こっちが
エリカなの?では、先に産まれた方のベイビーAがAYAで、ベイビーBがERICAだね。

ちゃんとわかりやすく名前をつけてくれて助かるよ。たまにベイビーAがBENだったり
すると、こっちが混乱しちゃうんだ」と笑う。それにしても、手つきや足どりが
なんだか、オネエ入ってるぞ。

この日は、デニスも診察してもらった。「デニスくんは、なにかこの中から欲しいものが
ないかな?」と、シールがたくさん入ってるボウルを持ってきた。デニスは、無言のまま
頭をふる。「デニスくんは、いくつかな?」「2月25日で2歳になります」とレイが答える。

「うわぁ~っ、僕と同じ誕生日だ」と大げさに驚いているドクター。ってことは、
デニスもオネエになる可能性が・・・と心の中で思う私。まっ、NYでゲイになれば、
出世もしやすいしなぁ~などと、息子の将来を想像する。

ドクターは、なれた手つきで、双子を一人一人チェックした後、デニスについて話を
続けた。「デニスは、2歳になるのに、まだ話をしないんだね。じゃースピーチセラピスト
に行ったほうがいいよ。僕の知っているところを紹介しよう」

「きっと日本語と英語のバイリンガルだから、おそいのかと思うのですが」と私。
「どっちにしてもスピーチセラピストに行っておくべきだよ。日本語もできるセラピスト
がいるはずだから。グリークのできるセラピストも探しだしたくらいだから、

日本語のできるセラピストも絶対に紹介できるよ」と、ドクターが連絡先をくれた。
「まだ2歳にもなってないのに、スピーチセラピストだなんて、ばかげてる」と後から
レイがぼやいていた。私もそう思う。3歳になってからしゃべりだしたなんて子がいるって

人からよく聞くものなぁ~。ま、ちょっと遅れてるだけで、そのうちしゃべるさ。と
私たち夫婦はのんきなのである。

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